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2017年7月8日土曜日

Staging (ステージング)

今回もアニメーション12原則のうちの一つについての投稿です!

今回は

Staging(ステージング)

について!日本語だと演出と訳されます。が、日本語で「演出」といえば、見せ方のことを指したり、演出する人の役職のことだったりしますね。

もともとは演劇用語なのですが。(なのでステージ=舞台という単語なのです。)アニメーションでも同じように使います。

ではいったいどういうことなのか簡単に言うと

良いステージング=伝えたいことがきっちりと伝わる見せ方になっている。アイデアなどが観客に対して明確である。


ということです。

良いステージングをするためにはまず。伝えたいアイデア。重要なことは何か?ということを明確にします。


それが明確になったら。そのアイデアを観客に伝えるためにベストなのはいったい。

ーどういうカメラアングルか?
ーどういう構図か?
ーどういうペースか?
ーどういうものをフレーム内に配置したらいいか?
ーどういうシルエットがよいか?
ーどういうタイミングか
ーどういう表情か

などなど伝えたいアイデアに沿って決めていきますが。その際どういうチョイスをしたかというのがよいステージングになるかどうかにかかわってきます。

というか伝えたい事が伝わる様にする全てのお膳立てがステージングなので一概にこうすれば上手くいく!というのはありません、ケースバイケースなので。


ステージングはまずアイデアありきなので、全く同じステージングでも、観客に伝えたいアイデアが違えば、良くも悪くもなりえます。

それでは実際に、ステージングってどういうことなの?というのを例で見てみましょう。

例えば三角形が沢山あるというショットがあって「こいつ」を目立たせたい!というのがそのショットに必要なことだとします。

こいつじゃわかりにくいので「こいつ」をジョンと呼びましょう。ジョンを目立たせる方法は色々とあります。

ジョンを大きくしてもいいし↓

 ジョンを小さくしてもいいし↓


ジョン以外を大きくしてもいいです↓


 大きさは一緒で色を変えても目立ちますね。↓

 場所を変えてもいいですね↓

もちろんアニメーションなので、動きを使ってジョンだけ動かして目立たせてもいいし↓

ジョン以外を動かして目立たせてもいいです。↓



今紹介したどれを使っても「ジョンを目立たせる」というのが必要なショットの場合このステージングは成功ということになります。

ですが、もし「でもジョンはサイズがみんなと一緒なんだ」という設定であればジョンと周りのサイズを使って目立たせるというステージングは成功じゃなくなります。

また「ジョンはみんなと一緒の色なんだ」という設定なら、色違いのステージングは間違いになります。

また「ジョンは目立ってはいけない、このショットで重要なのは他とジョンがまったく同じだということを表現することだ。」というのがショットの目的であれば上に上げた例は全てステージングとしては間違いになってしまいます。

ステージングが「伝えたいこと」ありき、というのはそういうことです。

なのでもう一度言いますが、良いステージングとは
伝えたいことがきっちりと伝わる見せ方になっている。アイデアなどが観客に対して明確である。
なのですね!

では、少し良いステージングを作り上げるために大切な要素をいくつか説明しますね。

ショットの種類やカメラアングル
ショットの種類にはどういうものがあるのかというのをいろいろと知っておくとよいでしょう。最後にリンクを張ってあるミスターインクレディブルの映画の分析をしているブログのパート1を見るととても分かりやすいですが。そこにいろいろなタイプのショットの種類が出てきます。
Extreme Close Up(超クロースアップ)
Close UpC(クロースアップ)
MediumShot(ミディアムショット)
など等キャラクターにどれだけカメラが近いか。又は俯瞰なのかアオリなのか?など等いろいろです。
状況に最適なショットの種類を選ぶというのは良いステージングを作るための一つですね。


コンポジション(構成)

ー目線の誘導ー
画面の背景やキャラクターの目線、ポーズなどを使い観客に注目してほしいところに自動的に目が行くような画面構成をするのを心がけるとグッドです!ディズニーとかピクサーの作品を見て、ぱっと一時停止してみましょうそういう画面構成になっているのが沢山あるはずです。例えば、モアナから



適当にぱっと止めたところだけでもこんなにモアナに目線が行くような工夫があります
次に映画を見るときはそういうところにも注意してみてみましょう。何気なくやっているのですが気を使って作られています。

ーRule of Thirdsー
日本語で言えば3分の1のルールでしょうか?
画面を縦横三分割してそこに乗るようにキャラクターや物体を配置するという画面構成の仕方です。
こういうグリッドですね

一つ参考にズートピアからジュディとお父さんお母さんの中心あたりがちょうど線のクロスするあたりに来てますね。

このリンクも参考にしてみましょう。



まだまだコンポジションに関する事は色々あると思いますが、画面をどのように構成するのか?というのはとても大事です。これをしっかり頭に入れておかないと素敵なストーリーボードやレイアウトをアニメーターがめちゃくちゃにしてしまうなんてことにもなりかねません。

黄金比もちょっと関係あるのでこちらの記事も張っておきます。

ゼロから特訓!ビジュアルデベロップメントNo.08

余談ですがこのCGWORLDで連載されている伊藤頼子さんのゼロから特訓!ビジュアルデベロップメントシリーズはすごく面白いのでお勧めです。絵をかかない3Dアニメーターにとって何かためになることが書いてあるの?と思うかもしれませんが絵の構成や絵の大事な事っていうのは3Dアニメーターにとってもプラスになることが多いです。


シルエット
キャラクターのシルエットもすごい大切です。そのキャラクターを黒で塗りつぶしてシルエットにしても何をしているか?がクリアに伝わるか?というのはアニメーションにおいてすごく大切です。

例えば、花のにおいをかいでる人をアニメートしたい!というのなら、それが一発で分かるようなポーズをできればしたいですね。ぱっと見てクリアか?というのが凄く重要です。




タンジェント
これは画面構成の中で物の位置によっては脳が混乱しちゃいがちな構成を避けましょうというやつです。
例えば。
赤丸で囲ってあるところがタンジェントの例ですね。

ちょっとずらすだけで避けることができます。



こういう風にならないように工夫して画面構成をしましょうというやつです。



もちろんアニメーションは動きの連続なので一枚だけそういう絵があったりなどあるかもしれないですができるだけ避けて混乱を防ぐのがいいですね。



というわけで、ステージングについてちょっとだけ触りました。
ステージングについてはまだまだ色々あるのですが、良いステージングをするためには映画を作るうえでの表現の仕方(Film Language)をよく知っておくのが為になります。。
個人的にこの The Cinematography of Incredibles(ミスターインクレディブルのシネマトグラフィー) というページにいろいろと学べるべきことが書いてあるのでリンクを張っておきますね。(こちらは英語です)

パート1
パート2
パート3


ちなみに、エリックゴールドバーグのキャラクターアニメーションクラッシュコースのステージングについてのページは図解付きでとても分かりやすいです。こちらは日本語版がでています。この本はステージングに限らずともとても素晴らしい本ですのでアニメーター志望ならぜひおすすめです。本は2Dアニメーションについてですが3Dアニメーターでも絶対持っておいた方がよい本です。

また、もっと映画のコンポジション等を学びたいときはストーリーボード関係の書籍やチュートリアルも役に立つと思います。
こちらは英語になりますがいくつか↓

https://www.amazon.com/Cinematics-Storyboard-Workshop-Gregg-Davidson/dp/0977861112
https://www.amazon.com/Prepare-Creating-Characters-Animated-Features/dp/0240818784


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2015年11月12日木曜日

Illusion Of Lifeは本当にバイブルである

このブログで何度も出てくる

ディズニーの
Illusion Of Lifeという本。

一般的にアニメーションのバイブル。と言われているのですが。ここ数年で、なぜこれがアニメーションのバイブルと言われているか、私の中での認識が改まってきています。

まあ、そんなん知ってたよ当たり前だよと思う人もいるかもしれないですが最近。

あーこりゃほんとにバイブルだわ。と思った事

というのも、よく「○○のバイブル!」といえば、もう基本中の基本!必須のアイテム!

みたいに言われますが。

ただ単に基本中の基本というわけでも、持ってればいいというわけでも。ないんですね。Illusion of Lifeは

まずバイブルって聖書の事なんですけど。キリスト教で聖書って言ったら、人生に必要なモラルとか、教訓とかそういうのであふれているわけですよ。

で、何か困難とかにぶち当たったら、聖書の一節でこうあります。みたいなのを引用して、そこのストーリーや書いてあることをベースにモラルだの、何かだのを学んだりするんですね。

(もちろん私はキリスト教じゃないので、細かくはわかりませんが。)


で、何かあるたびに聖書を開いて読んで、悟りがあったり、人生について学んだりと。

聖書ってそういうものじゃないですか。(一応ゴスペルクワイアに大学の時入ってたので、キリスト教でもないのに協会にお邪魔して歌ったりしてたので、周りから聞いた感じ。)

で、

Illusion of Lifeはまさにアニメーションにおけるその役割を担っててマジで聖書なんですよ。アニメーションをやる人にとっての。

内容がとても、哲学的というか、アニメーションにおける単なる技術だけを書いてあるだけではなく。アニメーションをやるうえでの、心構えだとか、考え方だとかそういうことがたくさん書いてあるんです。

しかも、また、ディズニースタジオ内で実際にあった例なんかも交えて語られるものだから、それこそほんと聖書のストーリーのアニメーションバージョンみたいな感じなんですよね。

で、アニメーターとして成長すればするほどどんどん、Illusion of Lifeに書かれている言葉が、しっくりきたり、新たな発見があったり。

真面目にバイブルなんですよ。

そういう意味で

アニメーターズサバイバルキットの方は本当にサバイバルキットなんですね。

「キャラクターを動かすうえでとりあえずこれだけは知っておけ!」という技術中心の本。

ただ、アニメーターとして、演技だったり、命をキャラクターに与える。良いストーリーとは、アピールのあるキャラクターとは、といったことを考えた場合、Illusion of Lifeを開くんですね。

まあそういう意味でも本当、

アニメーションのバイブル。

という言葉もただのうたい文句ではないということです。


というちょっとした雑記でした。


2015年5月24日日曜日

アニメーションに関連付けて英語を学びたいときに役立ちそうなサイト

先日ツイッターみていたら。

英語学習してるけど、普通のニュース記事読んでもそんなに気乗りがしないのでどうせだったらアニメーション関係のほうがやる気出るけど、なんかないか。

というようなこと見かけたのですが。ほんとそうですよね!興味があったほうがやる気が出るってもんですよね!なんでも、

というわけで、有名なアニメーション関係の記事サイトとかまとめてみました。有名すぎて知ってるよってのも多いかと思いますが。

ちなみに英語の勉強にーとか言ってますが。全部アニメーションの勉強とか情報収集にも役立つサイトばかりです。

ニュース系

Cartoon Brew

AWN

Animation Magazine

CG Meet Up

アニメーションとかCG関係のニュースに特化したサイトです。ニュース記事を使って英語を学ぶというのはたくさんありますが。やっぱりどうせならアニメーションのニュースのほうがアニメーターならやる気が出るってもんです。

ブログ・個人サイト系

Spline Doctors
ピクサーはじめとするアニメーターが何人かでやっているアニメーションブログ。

Carlos Baena
ピクサーアニメーターカルロスバエナの個人サイト。ただの個人サイトなら英語の勉強?って感じだけどResourcesのところにすごくためになるアニメーションレクチャー(文字と写真)があるので必見。

Animation Tips & Tricks
最近更新がないけれど、アニメーションメンターのブログでアニメーションについての技術なんかについて語られている。

Thinking Animation
同名のアニメーションの本があるけれどその著者のサイト。

Deja View
言わずもがな!ディズニーレジェンド、スカーなんかをアニメートしたスーパー2Dアニメーター、アンドレアスデジャさんのサイト。画像も多いけど文章も多いのが英語学習に役立ちそうなところ。

Joe Murray
私の行ってたコミカレ出身かつ旦那の大好きなカートゥーン”Rocko's Modern Life”の監督だったので入れてみましたが。ブログのセクションは文章多めでよいかもしれないです。




リスニング系
やっぱり
リスニングは最近はポッドキャストとかあるので活用したいところです。

Animation Podcast
びっくりするほどの豪華な顔ぶれのインタビューだらけのポッドキャスト。超おすすめ。

Make It Then Tell Everybody
イラストレーターとかコミックアーティスト中心のインタビューが多いよう。ボックストロールの監督のインタビューがあったため発見しましたが。結構よさそう。



あと、オンラインのほうがアクセスはしやすいですが。生の本ではアニメーションの12原則の乗っているIllusion of Lifeの原本も、アニメーションの本にしては絵よりも文章中心の本なので、おすすめではあります。


ほかにも、沢山役に立つサイトはあると思いますが。ちょっと思いついたのだけまとめてみました。

2015年3月4日水曜日

Double Fine Adventure ドキュメンタリー

どうも!ミユキです。こんにちは。

最近もっぱらAnimSquadの授業の経過ばかりですが。

現在私が仕事でやっているBrokenAgeというゲームのドキュメンタリーがなんと無料でYOUTUBEに上がっているのでそれのお知らせと、いったいどういうプロジェクトなのか?という事を少し。

Broken Ageなのですが、元々Double Fine Adventureとしてキックスターターでお金を集めて始動したプロジェクトなんですね。それもかれこれ3年も前なのですが。

ただ、おもしろいのが、キックスターターで発表した内容は昔流行っていた「ポイントアンドクリックアドベンチャー」というジャンルのゲームを作るということだけで、アイデアから何から、ゲーム開発を1からドキュメンタリーにして見届けるという趣向だったのですね。
(そんなわけで、ミーティングから仕事してるときまでいつもカメラが回りに居るのですが。なのにいつもスッピンの情けない私w)

アイデアだしから、完成まで現在18話まであります。キックスターターのバッカーであるか、または10ドルで購入することで見れるものだったのですが。なんと、発売も近いということで、今週からYouTubeに少しずつアップロードしていくようです!現在1話から3話まで見れるのです!そして毎週すこしづつアップしていくみたい!因みに話数は現在進行形で撮影はしてるので増えると思います。
(すべて英語ですが)

個人的にゲーム作りを始まりから最後まで追うというのは面白いとおもいました。そして、今Broken Ageが完成に近づいてる中で仕事をしつつ。このエピソードを見ていたらなんだかちょっとうるっと。

3年という月日を2PlayerProductionというビデオチームがこのゲームの始まりから終わりまでを追ってきたのです。なんだか感慨深いですね。

というわけで、英語のわかる方で、興味のある方がいればぜひ。

ACT1はもうリリースされていて今後ACT2がリリースされる予定です。


こちらがキックスターター用のビデオ



そして、ドキュメンタリーの1話。



ちなみに、この会社の社長ティムシェーファーが過去に作ったアドベンチャーゲーム。
私の旦那さんが子供の頃にプレイして大ファンという意外なつながりが。

まさか、未来の奥さんが同じクリエイターのゲームでアニメーションをするなんて思ってもみなかったでしょうに。


2015年2月19日木曜日

ダム・キーパーの英語なんていってるの?

アカデミー賞にノミネートされている元ピクサーの堤大介、ロバート・コンドウ両監督の作品、The Dam Keepr≪ダム・キーパー≫ですが。

幸運なことに私にちょこっとお手伝いさせていただきました!

手伝っておいてなんなんですが、個人的に一人のアーティストとしてもとても好きな作品です。


で、iTunesで300円で日本でも買えるんですね!すごい!多くの人に見てもらいたい!と思ったのですが。

ツイッターなんかで見ていると、結構

英語しかないらしい。英語わからないけど。

のようなのを散見するんですが。あら!字幕つきじゃあないんだ!?
と思いました。


で、話はほぼ台詞無しですすむので英語がわからなくても全然問題ないんですが。ちょこっと英語のナレーションが(渋ーいナレーションが)入ります。ていうかほんとにちょこっとなのでわからなくても話はわかるんです!




ここの日本語予告で一部の字幕が見れますが。全部じゃないですね(というか予告用なので本編とはちょっと違う。)。

なので、ナレーション部分で言っていることの日本語訳を私ざっとしたので、
映画見るときの参考にしていただければと思います。

ただ、間違いもあるかもしれませんので大体こういう意味とおもっててください!でもないよりマシだと!思いまして!(だってもし私だったら知りたくてしょうがない!)

しかもこれ、公式じゃないので!本当に、公式字幕が日本で公開されるまで英語なんていってるのか知りたいよお、待てるかよぉ!!って言う人はたぶんいると思いますのでそれまでの間、とおもいまして。英語もわかるので、勝手に訳させていただきました。

と言ってましたが、「どうせなら映画祭で使われたときの訳のせちゃって!」
といわれたので、

差し替えておきます!

映画を見てから見てね!



では、ここから。


冒頭部分


… at that age, I was almost too short to look outside. ...
あの頃はまだ、俺は背伸びをしないと外が見えないほどちいさかった

 … through one of my windows, all I could see was the cloud.
 ひとつの窓からは、黒い雲だけが見えた 

 An ocean of ash. it suffocated everything.
 全ての息をとめてしまう、死の海

 Out the other window, I saw the people in town.
 もうひとつの窓からは、街人たちが見えた

 Out both, I saw darkness.
 どちらも、俺には、暗闇に見えた 

 (pause) Dad had always said the job of a dam keeper was to 'keep the darkness away' 
親父はいつも言っていた。 ダムキーパーの仕事は、街を暗闇から守る事だと

 but by then I was doing it alone.
 でも、この時すでに、俺は一人だった 

 I was the dam keeper.
 そう。 ダムキーパーは俺だったんだ。



終わりの部分


 Epilogue Dad had always said the job of a dam keeper was to 'keep the darkness away’,
 親父はいつも言っていた。 ダムキーパーの仕事は、街を暗闇から守る事だと

 but he never told me what to do when it surrounds you. 
でも、それに囲まれてしまった時どうしたらいいか、親父は教えてくれなかった 

 His mask protected me from the cloud, 
親父のマスクは黒い雲から身を守ってくれたかもしれない

but nothing I had protected me from the people.
 でも、街人たちから守ってくれるものを、俺は持っていなかった



です!

オスカー受賞して欲しい!今週末がドキドキです!!


あ、でも受賞はしてもしなくても!沢山の人に見て欲しい!!!

2015年1月25日日曜日

大塚康生さんと日本のアニメ史とディズニーと

先日日本の2Dアニメーターの友人とスカイプを通してアニメーション談義を繰り広げていたところ。

大塚康生さんって知ってる?といわれ、聞いたことある!となり。
顔を見たら!ああー知ってる知ってる!となりましたが、そこまで調べまくったことはなかったので、色々と調べていました。教える内容が動きを重視したもので、なんだか私がアメリカで学んだ事とも似てるなあー。何て思っていたところ、

他の3Dアニメーターが

こんな教材がありますよ!


と教えてくれました。上記のリンク先に「アニメーター教育用 公開教材」
というセクションに大塚さんの教育用のPDFが沢山あるのですが。

おお、フムフム、納得納得、という内容何だけど、どうも、デジャブ感が強すぎる。

12の原則ではなく、28だし。その他もなんか覚えが。

と読み進めていくと。

フランク、オーリーの講義より。。。

フランクトーマスとオーリージョンストンのことです!ディズニーのナインオールドメンの二人ですね!

つまりフランクやオーリーの講義を聞きそれのメモをとり、記録として残し、他のアニメーターと共有していたということ!

ほうほう!とさらに読み進めていくと。


「ウォルトスタンチフィールド」の名前が!

そこまで見て思い出しました。
ウォルトスタンチフィールドはアニメーターでありましたが、教育熱心な方で。とても学びやすい教材を多く作り、ディズニーの中での社内教育に使いました。

特にアニメーション28の原則なんかはウォルトスタンチフィールドがディズニーで教鞭をとっていたときに社内教育用に使っていた教材なのです。

そして、ウォルトスタンチフィールドの死後、この教材はDrawn To Life (リンク先は1巻(緑色)2巻は青いです。)という二冊に分かれた分厚い本となり出版され多くのアニメーターに読まれるようになるのですが。


私はこれが出版されたときを覚えていますが2009年なのです。

で、大塚康生さんのPDF、これ2006年って書いてありました!

ディズニー社内で使われてた教材がアメリカで一般に向け出版される3年も前に日本のアニメーターはこの情報にアクセスできていたんですね!凄いなあ。


ちなみに上記の28原則のPDFでは、図解等は省いてあるといっていますが、つまりDrawn to lifeを買えば図解が見れるということです。

ということでちょっとびっくりしたーということでした!


因みに、このウォルトスタンチフィールドのDrawn to lifeはアニメーションをやるならお勧め本です。現在英語のみだと思いますが。絵もたっぷりなので、良い本です。


大塚さんのドキュメンタリーも見て思いましたが。大塚さんは教育者としてもものすごく優れているんですね!むしろ今までしっかりと知らなかったのが恥ずかしい。。。


ウィキペディアなんかも見ていると、1980年代にはアメリカのテレビ作品の製作をてつだったり、リトルニモなんかはアメリカでアニメ史をやると必ずみるし。

なんというか面白いですね。日本のアニメの歴史というのをもうちょっと調べてみたいなーと思った日でした。

私は短大時代にHistory of Animationというアニメーションの歴史。というのを取りました。たぶんアメリカでアニメーションやると高い確率でそういうアニメーションの歴史のようなものも学ぶのではないか、と個人的には思っているのですが。

日本ではどうなのでしょう?

当時私がアメリカに行こうと思った理由も、4年制大学でアニメーションを専攻しようとした場合、いける選択肢が狭すぎる。もっとどこでも、映画やアニメーションを大学の授業で(それこそ、法学部、経済学部、と同じノリで)学んでいるところで学びたい。と思ったのがアメリカ留学のきっかけの一つでもありました。

それから、数年後には、日本でもアニメーション学部がどこどこの大学にできた等という話をポツリポツリと聞きだしたりもしました。

なので、今はもっと変わっているのでしょうか?大学でアニメ専攻するなら、日本アニメ史、必修。海外アニメ史、フランスアニメ史、ストップモーション史とか色々わけて、選択にしたっていいくらい面白いものだと思います。確かにこういうものは、即戦力を養うにはいらないのかもしれませんが、その学生ががやがてプロになり、アニメーションの将来というものを考えたときこういう知識があるのとないのとではその文化に対する、経緯や、思いいれ、守ろうとする心、後の世代の教育に対する意識、なんかが違ってくるのではないかなあ?と少し思いました。


ともあれ、アニメーションの歴史を良く学び今につなげるっていうのは大事ではないかなあ。とちょっと思った昨夜でした。



2015年1月17日土曜日

11 second clubの紹介

11 second clubについての紹介です!ミニ記事!

毎月開催されている、アニメーションのコンテストです。

11セコンドクラブ


毎月1日にその月のお題のサウンドクリップが発表され。月末締め切りで自分のつけたアニメーションを投稿します。

そして、最初の週で皆で投票して1位から最下位まで発表されるという趣向のもの。


私も遠い昔にちょっとやりました。
今では目も当てられないアニメーションです。笑。

ただ、ガンガンやって練習することもできますし。なにより、ランク付けされるので、自分のアニメーションがいったいどのくらいのレベルなのかー。というのを見るのにはなかなかいいですね。

そして、単純に楽しいですよね!こういうコンテストは!

ただ、デモリールに乗せるという点ではけっこう皆やるし、アニメーターはチョコチョコこのサイトチェックしている人も多いので。

聞いたことある台詞だなあ。てなる人もおおいので気をつけましょう。(サウンドクリップの記事でも書きましたがみんなが聞いたことある、すでにアニメートされた映像が頭に浮かびやすいものをリール用に使うのは危険だからです。)


上のメニューの”Current Competition” から今月のお題のクリップがダウンロードできます。
アカウントを作れば無料で誰でも参加可能ですので、お勧めです!

ちなみにArchivesに行けば過去の作品を見ることができます!



元々は10セコンドクラブという10秒のクリップをアニメートするというものだったのですが。
そのサイトは閉まってしまい、それをAnimation Mentorの人たちが受け継いで始めたのがこの11セコンドクラブです。

優勝者はエントリーした作品をAnimation Mentorの講師がクリティーク(講評)してくれるという特典つきです!

もしエントリーするなら右上のJoin Upから簡単にアカウントを作れますし。そこから簡単にエントリーすることができますので。挑戦するのも楽しいですね!

ーお題のサウンドはそのまま使わなければいけない。
ー暴力的なものや、全裸とかはだめ

などいくつかルールはありますが。2D、3D、クレイアニメとにかくアニメーションなら何でもOKです!

とか何とかいつも言って自分のをさらさないのも悪いので、見たくもない、昔のアニメーションをさらしましょう。

http://www.11secondclub.com/users/profile/7623

二回ほどやったんですね!一個目がもう7年くらい前ですか?母校のSan Jose Stateに行く前だったので、アニメーションのことをまだ、なーんにもわかってなかったときですね!
2個目は卒業してすぐ後くらいですかね。その頃は、やばいこれ凄いのできた!とかおもったけど、今見ると赤面もの。

はずかしい!!!

そうそう、みなさん、これ、エントリーするとずっと残りますからね!それだけはご覚悟を!!笑


でも、いろいろな人からフィードバックももらえるし良いですよー!


2015年1月8日木曜日

オンラインアニメーションスクール

今回はオンラインアニメーションスクールについて、

まあ、何故この記事を書こうと思ったかというと来月から私もオンラインアニメーションスクールで3ヶ月間アニメーションのクラスを取るからです。(UPDATE: 受講しました!かなりよかったです!)

その名の通りネットを介してアニメーションの授業を受けられるアニメーションの学校です。

えーオンラインの学校なんて本当に効果あるのー?スキル上がるのー?

っと思うかもしれませんが、

アメリカではオンラインアニメーションスクールはなかなか評判も良く、現在第一線で活躍しているアニメーターの方々でもオンラインスクール出身の人も多いです。

オンラインアニメーションスクールのメリットとデメリット

メリット
ー現在活躍中のプロが多く教えている
ーオンラインなので家からできる
ーむしろ日本にいても出来る
ー英語でのやりとりができる
ー授業料そこそこ高いけど、現地に留学とかよりはずっと安い
ーアニメーションに特化して学べる


デメリット
ー学校が持つラボなど無いので3Dアニメーションを自宅で出来る環境が必要
ー北米系のは日本からだと時差の問題も
ーこの記事で紹介しているスクールは全て英語で授業なので英語力が必要(UPDATE:日本語のスクールもでき始めています!やった!)
ー授業料そこそこ高い
ー学位がもらえない

などなどです。一人一人状況は違うのでどれがいいとかは一概に言えませんが。アメリカでも大学を卒業した後にオンラインスクールで腕に磨きをかけたり。大学では全く別の事を学んでたのだがアニメーションのキャリアを目指したくなりオンラインスクールでアニメーションスキルを学んだり。アニメーターとして仕事しているがもっとスキルアップしたかったり(←私とかこのパターン)色々な理由でやる人がいますね!


だいたいのスクールで共通しているのは。

アニメーションの課題をやってそれにスカイプのようなグループビデオチャットを通してクリティーク(批評)をもらう。

という流れだと思います。

スクールを比較する際に私が見るポイント

カリキュラム
学校ごとに微妙にカリキュラムが違います。単発で取れたり、またある程度続けて受講しなければいけなかったり。学ぶ内容もカリキュラムがものすごく組まれているものだったり、レビュー中心だったり、よく学校の内容を読んだり、生徒作品を見たり、また、ほかにそのスクールを取った人がいれば聞いてみたりしましょう!


リグ
結構重要なポイントになるのが、受講生になったら使えるリグ。です。多くのスクールは一度受講すればそのスクールのリグが使い放題!等のメリットがあるので上質なリグをもらえるというのは結構な魅力ポイントです。(アニムスクアッドのリグなんてまんまディズニーですし。しかし、めちゃくちゃ重いです!)


授業料
当たり前ですが値段ですね!ただ単に値段を見ずに、値段に対して、どれだけの授業時間か?その他のコンテンツが充実しているか?生徒のコミュニティは?リグは?などなど総合的に判断しましょう。

時間
海外にあるスクールなので時差が気になります。アメリカにいる私でさえアニムスクールは東海岸ベースの時間でやってるので取りにくい時間帯です。ということで各スクールの各クラス自分のスケジュールと合うか確認しましょう。

講師
海外だと先生やってる人の作品とかブログとかサイトが名前検索すればすぐ出てきますので、あーこの人に教えてもらいたい!と思う人のを取るといいでしょう!ここでも口コミが役に立ちますが。アニメーションが上手い=教えるのが上手い。というわけでもないので、知り合いに取った人がいれば、感想など聞いてみましょう!



では!いくつか有名どころを紹介しますね!最近だとアニメーション以外の分野も教えているところも多いです!

英語系

Animation Mentorアニメーションメンター
-たぶん一番の古株かな?オンラインアニメーションスクールビジネスの先駆者といった感じでしょうか、私の知る限りでは。ILMとかピクサーの人がメインで創立した(んだったと思います)

Anim School アニムスクール
こちらは東海岸から(といってもオンラインスクールなのですがw)、創立したのが東海岸はコネチカット州にあるブルースカイスタジオの方です。
これも結構有名どころです。日本からクラスを受講してる人を数人知っているのですが、時間が日本時間フレンドリーなのでしょうか?

AnimSquad アニムスクアッド
2015年に受講しましたとてもよかったです!ディズニーの人たちがメインで教えています。授業内容はレポートを書いていますのでこちら



日本語系
そうです!私がブログの更新をさぼってる間にいくつも日本語でアニメーションが学べる学校が設立されたのです!わーお!縁あって私も基礎クラスをAnimation Aidで教えています。


Animation Aid アニメーションエイド
Sony Pictures Imageworksの日本人アニメーター達によって設立されたオンラインアニメーションスクールです。基本的な英語系アニメーションスクールで提供されているような内容を日本語で学べます。私も基礎クラスの講師をしていますが。腕のあるアニメーターが講師として名を連ねています。

Anitoon Academia アニトゥーンアカデミア
このブログでも何度か紹介しているAnitoon! Japanのヨーヘイさん(現Blizzardのシネマティクス)が設立した学校です。こちらも英語系アニメーションスクールで学べる内容を日本語で学べる所です。


CG オンラインアカデミー
こちらはメインがアニメーションではないのですが。元ディズニーの凄腕モデラーの糸数さんが設立した学校。メインはアニメーションではありませんが、キャラクターアニメーターを講師として迎えたアニメーションクラスもあるようです。


番外編
こちらはオンラインではなく実際に行く必要のある学校なのですが、似たような感じで授業を提供しているスクールがありますので紹介します。


ピクサーの目の前(本当に目の前)にあるスクール。ピクサーの人が仕事帰りに多く教えている。アニメーション以外にもコースがある。私ここのコースはいくつか取っているのでレビューそのうちしますね。

とまあ、沢山オンラインのアニメーションスクールというのは存在するわけですが。
まあそこそこお値段は高いです。だからと言って取れば上手くなるというものでもないです、取ったうえでそれなりの時間と努力をしないと上手くはならないのですね。アニメーションは一生懸命やって沢山数をこなさないと上手くならないですし。

でも、自分より上手い人(この場合は先生である第一線で活躍するプロ)にアニメーションを見てもらい、指摘してもらう、これは自分だけではできないものなのです。自分のスキルがないと何が悪いかさえわからないんですよね。で、あとで昔自分がやったアニメーションみると、なんでこれを良いと思ってたんだろう、とか思ったりしちゃってね。なので悪い部分を指摘してもらい、何が良いのかを教えてくれるこういう状況はとても、ありがたいものです。

まあ、そういうわけで、オンラインスクールというのも、アニメーションを学ぶ一つの道として考えてみるのもいいかもしれないですね!


というわけで

アニメーションは楽しいぞー!!!

では。

2014年12月30日火曜日

リグをちょっとだけ紹介

今までの記事を見てこの、リグ(私が説明動画で使っているキャラクター)いったいどこから持ってきたんだろうと思う方も居るかもしれません。なので、リグをどこでゲットしたらいいのかという紹介。

まず、グーグルで

Free Maya Rig (mayaの場合ですが他のソフトの場合はソフト名)とか入れて検索するといっぱい出てきます、英語なのでわからないという事もあるかもしれないですが。


それから

Animation Buffet

↑のサイトではよく無料(時々無料じゃないのも入ってますが)のリグを紹介しているのでここから色々拾うのもいいかもしれないです。





その他練習用に使えそうだなーと思うリグをいくつか紹介します。


Ultimate Rigs

こちらのリグは基礎の練習に向いたリグが多数用意されています。ボールだったり、私が説明でも使ったペンデュラム(振り子)尻尾のついたボール。など等。アニメーションの基礎を学ぶのにぴったりなリグがいくつかおいてあります。それに加え、基本系の人間の形をしたリグもいくつか。人型系は私はあまり使ったことないのですが、まあ、使い勝手に関しては試してみるのがいちばんでしょう。



Norman
ノーマンリグはとても使いやすい人型のリグです。Academy of Art Universityというサンフランシスコにあるアートスクールが生徒のアニメーションの学習用に作ったリグだと聞いています。シンプルで服を着せたり髪型を変えたりしやすく扱いやすいリグです。人間系のボディメカニクスをやるにはぴったりです。アクティング系ももちろんできます。

Morpheus
モーフィウスリグはもうちょっとコントロールの多めの人型リグです。あまり技術的な事を知らなくても顔を変えたり、体の形を変えやすいのがとても良いです。
ただ、後述のヨーヘーさんのブログでも述べられてるとうり、体の線があんまりきれいじゃないのと、まぶたの仕様がちょっとアニメーションしづらいなと思います。

※上記のノーマンモーフィウスリグについては11セコンドクラブのページからダウンロード可能
(その他のリグはそこまで使い勝手が良いとは思えないのでそんなにお勧めしませんが、ダウンロードして触ってみるのも良いと思います!あと一番下のBishopというリグはアニメーションメンターというオンラインスクール専用リグですので、生徒以外は使うことができません。)

Malcolm
上級者向け。AnimSchoolというオンラインアニメーションスクールが提供しているリグです。このスクールが提供しているリグは沢山ありますが、すべてがスクールの授業を取っている生徒用なのですが、マルコムに関しては誰でも商用利用しない限り利用可能です。AnimShcoolのサイトに行ってメールアドレスを登録しないといけませんが、リグのコントロール(特にフェイシャル周り)が充実しているので上級者にはお勧めです。難点といえばマルコムはマルコムにしか見えないというか、キャラクターが長身のほっそりとしたキャラでしかないので、モーフィウスのように簡単にカスタマイズできないという点が難点でしょうか。それから手がめちゃでかいので私はいつもちょっと手を小さめにして使っています。


Mery Rig
上級者向け。顔周りはなかなかよさそうです、まだ、ボディ全体を使うアニメーションは私はつけていないので分からないんですが。なにしろ、リグ自体にとてもアピールがあるので、いいんじゃないかと思います。見た目が魅力的なリグというのは、デモリールに入れるときに結構重要なので。だれか、ボディの方良いよ悪いよ、って言うのあったら教えてください。

(最初に更新したとき、デモのアニメーションがそこまで良い感じじゃないので良いリグなのかなあ?と思うかもといったけど、それは別のリグだった、メリーのデモじゃなかった。ちなみにそれはマチルダというこちらのリグ→Mathilda 見た目がちょっとリアルよりの女性リグだから面白そう!使ってみたいけどまだ使ってみてません!)


Bonnie Rig
上級者向け。ボニーちゃんはとっても顔が使いやすくていいと思います、でも、かなりケツデカイし、プロポーションも特殊なので使える状況も限られてくると思います、私が感じた難点としては、手がとっても使いにくいと感じました。でも、女性キャラとしてはとても、魅力的なので、ショットによってはかなり使えるんじゃないかと思います。



リグに関しては何度も出てきているYohei Koikeさんのブログで使い方や、頭の付け替え、服の着せ方などなど詳しく紹介されていますのでこちらもチェックすると参考になるかと思います。

ANITOON Japan 人型タイプのリグ紹介

ちなみにYoheiさんのブログで右側のラベルタグでRIGを選べばリグについての記事を見ることができます。(というかヨーヘイさんのブログは為になるので全部読めばいいと思います!笑)

私も後々リグ個々についての使いやすさについての記事なんかも書こうかなともおもいますが、また時間のあるときに。

なんでこういうリグを使って自分でモデルしたものを使わないかというと。
まずモデリングとかリギングとかはもう別の教科なんですね。
なので、アニメーションを学びたかったらアニメーションだけやるのです。でも3Dでそれをするにはモデルとかリグが必要。そこでオンラインコミュニティーではアニメーションを学ぶ学生等が教育目的またはデモリール用の作品作りに使えるように、こういった練習用のリグを提供しているわけです。
なのでこれらのリグはほぼすべて商用目的ができない、練習用に限って使えるものとなっています。

じゃあモデリングとかは学ばなくていいの?と思うかもしれないですが、それは人次第、興味次第です。


ちなみに、私はアニメーション以外ほぼできません。アメリカですとアニメーターに求められるスキルはアニメーションができるというスキルですので。私は実はRiggingもLightingもModelingもEffect等など、超初心者です。こういう人ですとスペシャリストと呼ばれ、何か一つのスキルに特出してる人になります。逆にジェネラリストというのは、色々なスキルをくまなくカバーしている人になります。どっちがいいかというのは会社によると思いますが。アメリカだと大手になるほどスペシャリスト、中小だとジェネラリストというのが多い印象を受けます。

(アニメーションがやりたいのでわざとモデリングが超上手いのを隠している人とかも時々います、じゃないとモデリングをやらされるので笑)


と、リグの話から長くなりましたが。そういうことで、こういうリグを使ってアニメーションが学べますよー。という話でした!

2014年12月15日月曜日

Illusion of Life

度々話している
ディズニーアニメーションの分厚い本
「命を吹き込む魔法」

の原題ですが。

Illusion of Life(イリュージョン オブ ライフ)

と言います。

イリュージョンは錯覚とか幻想といった意味なので

命の幻想、

つまり存在していないもの、ないものを、動きを使って、命ある、考えをもったキャラクターがそこにいる錯覚を観客に与えるのがアニメーションなんですね。

Animationの動詞であるanimate ですが、命を吹き込むという意味がそれ自体にあります。


何もないところから、生きているキャラクターを生み出す。それがアニメーションの醍醐味ですね。


アラジンのジーニーをアニメートしたりなんかで有名なアニメーターのエリックゴールドバーグの言ってた言葉でよく覚えているのがあります。

「自分がアニメートしているキャラクターが存在すると信じなさい、アニメートしているあなたが信じることの出来ないキャラクターを、観客が信じることが出来るとおもうか?」


ていうような言葉でした。

まさにそのとうりですね。


というわけで。電車から、プチ更新です。