最初の課題に8週間近くかかったのに倍くらいの長さで半分の期間で二つ目の課題が終わるのか!!と思いましたが。全然終わりませんでした笑。
今年はSIGGRAPHにも行くので8月までくらいにポリッシュしてデモリールに乗せられればいいかなあ?と思ってます。
時間もたってしまったのでざっくりとだけ!
では、9週目のプレイブラストは取っておくのを忘れてしまったので10週目のもの!
あまりメジャーなことは言われなくて、ちょこちょこポーズとかタイミングのことを言われました。
ーseeの最後あたりの動きが雰囲気と比べて早すぎる。そして、そのあとにくる動きもほぼ同じタイミングなので、最初の動きを遅くするなどしてメリハリをつけたほうがいい。
ーThat I のあたりのポーズは顔をこっち↓むけたほうがいい
ーで、その他いくつかポーズに上記のようなdraw over(上から描いてもらう)してもらいました。
で、10週目が終わったところで、諸事情により先生の都合が悪くなってしまったそうです!
「アニムスクアッドは本当にそれなりの事情がない限り途中で講師を変えるということはしないけれど、今回はそれなりの事情があったので申し訳ないけど、違う先生になる。」
とのことでした。まー!びっくり!しかしながらその代わりの先生というのがAndrew Chesworthさん。彼もめっちゃうまいディズニーのアニメーターなので、何も文句ないですよ!
というわけで11週目、12週目はアンドリューさんにクリティークをいただくことになりました!
11週目に提出したのはこちらです。
まず、彼はこのショットを見るのは初めてなので、どのくらいの進行状況なのか、Malconはどういうディレクションでこのショットを見てきたのか、などを軽く説明してクリティークしてもらいました。
そしたら。
「ちょっとごめん笑、いまマルコンが仕事でアニメートしてるのと似てて笑ったよ。彼がアニメートしてるのが見えた」
と笑って言われたので。
「最初はすごくフレーズごとに動かしまくっていたんだけど、彼にあまり動かさないでシンプルな中で顔の表情などを使うっていうのを目指してみなさいと言われたので、そういう方向でやってみた。」
と言ったら
「うん、マルコンはそういうショットをやらせたら右に出るものはいない感じだからね!そういう意味ではものすごくしっかりと彼のディレクションにそってるってことだ!」
と、言われて、おー、よかった!と思いました!やっぱり、監督やスーパーバイザーの言ってることをくみ取ってその方向に実現させるっていうのは必要なスキルだと思っていたので、ほかの人から見てそう見えるというのは、しっかりとスーパーバイザーのディレクションにしたがえてたというのが目に見える形になっていたのかなー。と。
(アニムスクアッドは、講師と生徒の関係を、実際の現場の関係と似せるために、スーパーバイザーとアニメーターに見立ててやっていくスタイルでもあるので。)
そして、クリティークですが。
写真立てを持ち上げる動作と、髪の毛を書き上げる動作がほぼ同時に起こっているので、観客がどこを見ていいかわからない状態になっている。とのことでした。
特に髪の毛を書き上げる部分はもう超ポリッシュして見せ所にするべき!というような部分なので、そこで、写真立てを持ち上げる動きが邪魔になってしまっているということでした。
で、その他に、いくつかクリティークをいただきました。
ーリップシンクがmushy(もにゃもにゃしちゃっててメリハリがない?)
ー口の形をせっかくこういうデザインのキャラなので、リトルマーメイド的なアピールのある口の形を意識してみるといい。↓
一例
その他リップシンクが危うかったのでいくつかリップシンクについてクリティークももらいました。
ー最後のポーズで足がカメラのほうを向いてるのがちょっと違和感のあるポーズなので、どちらかというと最初のほうよりな、ポーズのほうが魅力のあるポーズになるだろうとのことでした。
などなど、大まかにはこんな感じでした。
で、最後の週に提出したのがこちら。
全然ポリッシュまで持っていけなかったのが悔やまれますが。
まず、言われそうだなーと思っていたところで言われたのが。
Connectivity(コネクティビティー)についてでした。また別記事で書こうと思っていたトピックなのですが。早い話が、何か一つのものが動けば、周りのパーツも影響を受けて動くということです。
腕が動けば肩も動くみたいなそういうことですね。
顔も全く同じなのですが。前半はそこそこ気を付けたのですが後半のほう、時間が無くなってまったく鼻をいじりませんでした。
つまり、口が動けば鼻とかその周りの筋肉も動くはずなのに、全く動いてないからおかしいということでした。
とくに would love toのあたりはまったく鼻をいじってなかったので、顕著ですね。
それから、呼吸をしている感じをもう少しさせて。とのことでした。
「歌なので、腹式呼吸をして、普通に肩など上がらないだろうけど、アニメーション的によく見せるためにそこは多少大げさにしてみてもいいかもしれない。どちらにしても、歌手が歌ってる動画などをよく研究して、どのような体の動きをするかをもうちょっと気を付けてみてみて。」
その他にもちょこちょこ細かいところを言われましたが、とりあえずこんな感じで最後の授業でした!
最後の一か月くらいが会社のクランチタイム(締め切り間近などで残業などが多くなる時期)と重なってしまい、最後のほうもうちょい時間取れたらよかったー!と思ったけど。まあ、よいでしょう。
たくさんのことを学べて、トライ&エラーが沢山できて、本当に楽しい3か月でした!
さー、ポリッシュしなきゃなあ!
AnimSquadの記事を見る
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