事前ミーティング(打ち合わせ)この回のみ30分 4-26-2020
まず、私は2020年の1月ごろに5月のクラスに申し込む、という結構早い時期に申し込みをしました。4月の後半ごろに連絡が来て、クラスの始まる前に一度、30分の事前ミーティングが設定されました。
Animation Focusは自分のフォーカスしたいことを重点的にやっていいという方針なので、これをやりなさい、という課題が課されるというよりは、この事前ミーティングで自分のリールや、やりたいと思っているアイデアがあればそれを先生に見せて、話し合った上で課題を決定する、という形でした。
まずリールを一緒に見ながら、自分のキャリアゴールなどを話してクラスで何をしたいか話していきました。
私は「今の会社は大好きでクリエイティブだし何も文句はないのだけれど、アニメーションの仕事はジャンルごとにとても違うので、長編映画を経験していないので、将来的にはいつか経験してみたいという思いがある。また、スケジュール的にポリッシュまで手が届かないケースも多く、ポリッシュが弱い気がするので、そこももっとうまくなりたいという思いがある。また今日見せるリールはもう2年以上前に更新したもので、そろそろ更新しなければという思いもあるから、新しくリールに加えられるようなショットをやりたいという気持ちがある。また、正直に自分に何が足りないかも言ってほしい」といったことを伝えました。
その時見せたリールはこちらです。
あとは仕事のゲームリールを作っていたので、それも見せました。見たい方がいればこちら。↓
先生は「ポリッシュができてないっていう風にも見えないと思うけど?リールを見ると、アニメーションのスキルがあるというのは一目でわかる。アニメーションができる人でもアクティングができない人は多い。例えばこのワインのショットは私は好きですよ。何を考えているか、彼女がワインを愛しているというのがアクティングチョイスから伝わってくる。最初のとかはとてもディズニー的ですね、あ、悪いって言ってるわけじゃないのです。例えばピクサーだと正しいアクティングチョイス(演技の選択)ができる人を重宝する、入るときにはブロッキングレベルの人もいたことがある、重要なのはアクティングチョイスをしっかりできる人。だからこのクラスではアクティングがしっかりできるものをやるのがよいのでは?」
といったような返事でした。
アニメーションのスキルはある!と言ってくれたのはすごいうれしかったです!もともと、ピクサーアニメーターの先生ということでアクティング系のショットをやりたいな、と思ってこのクラスを取ったのもあったため、私は先生に同意で、アクティングショットをやろう!という方向性に決まりました。
私は日頃から、やりたいダイアログがあるとフォルダに貯めたりしてるので、そこから4つくらい選んで提案してみました。それに加え、AnimationAidの若杉さんがやっている、エイド宿題というものがあるのですが、その一環として作ったポーズを個人的に気に入っていたのでそういう設定のパントマイムショットでもいいかも?という話をしました。
ちなみにパントマイムショットに提案したのはこちらのポーズです。
「疲れた会社員のお姉さんが、コーヒーが必要だけど疲れすぎてこぼしちゃってあーあ」みたいな流れのパントマイム、いいかな?と思ったのです。
先生はどれも良い!という感じで「あなたが一番やりたいと思うのはどれですか?」と聞いてくれて、
ダイアログのほうがやりたかったので結局ダイアログにしました。
先生「やっぱり、せっかくやるんだから、自分がアニメーションをしたいと思えるものをやるのがいい、あなたがこのセリフを一番やりたいと感じるならそうしましょう。」
アニメーションの勉強方法を調べていると「上達するために必要なやり方」これは大事は大事なんですが、やっぱり楽しくないと続けていけないんですよね。だから「やりたい」「楽しそう」と自分が思えるものをやる、というのはやはり大切なのかな?と思いました。
最終的に選んだダイアログはこちらです。正直育児にフルタイムの仕事もある中で(そうそう、2年前に子供生まれたんですよ!笑)10秒のダイアログを4週間でできる時間の捻出をできるのだろうか、とも思いましたが、選んでみました。
最終的に先生もこのダイアログを気に入り、来週までにはプランニングをしっかりしてくるようにと言われました。そして、できるところまで3Dでもカメラとレイアウトを決定し、いくつかポーズを作ってくるように。と。
因みにこれはUndoneというAmazonPrimeのロトスコープを使ったドラマから引っ張ってきた音声です。基本的に「アニメーションの練習に使う音声はアニメーションから取ってこない方がいい」というのが定石なのですが、これの場合はロトスコープなので例外と判断しました。
因みにこれはUndoneというAmazonPrimeのロトスコープを使ったドラマから引っ張ってきた音声です。基本的に「アニメーションの練習に使う音声はアニメーションから取ってこない方がいい」というのが定石なのですが、これの場合はロトスコープなので例外と判断しました。
因みにUndoneの予告編はこちら、話はそれますがこのドラマ、めっちゃよかったです。おすすめです。
因みに、なんでアニメーション映画等から音声を引っ張ってこない方がいいか?というのは、もうすでにアニメーターが解釈を加えた動きがこの世に存在してしまっているので、それとどうしても比べられてしまうから、リール用にはおすすめではないんですね。自分で練習する分にはいいかもしれませんが、それでも、自分もアニメーションとして出来上がってるものを見てしまっているので、どうしても既に存在するものに引っ張られがちです。
ロトスコープの場合は動きという面では、ほぼ実写に近いので、使っても大丈夫かな?という判断をくだしました。先生もそこは同意のようでした。
アニメーションの練習用サウンドクリップ選びの際に気を付けることは前に記事にしていますので、そちらも参考にしてみてください↓
決まったプラン
さて、先生と30分話、全四回のクラスでやっていくことが決まりました!
Week1 Blocking
Week2 2nd Pass Blocking
Week3 IP(In Progress)
Week4 Final Notes
という流れになるだろうとのことでした。
事前ミーティングからとてもワクワクしました!
では、次回はプランニング回です!
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