時間のある時に随時内容を更新していきます。更新したらこのページから飛べるようにしておきます。もし「こういうのもおすすめじゃない!?」とかあればコメントなりなんなり言ってください!加えます!
「アニメーションのざっくりとしたカリキュラム」のポストで紹介した通り、北米でアニメーションを学ぶと大体が
基礎→ボディメカニクス→アクティング
という感じで進んでいきます。ここではレベルに合わせたエクササイズと、各エクササイズから学べる内容をまとめていこうと思います。
あるエクササイズをやってみて、ちょっと難しい。と思えばもっと簡単なものをやってみましょう。逆であればもっと難しいものを。
また、同じレベルにカテゴリ分けしているエクササイズでも、内容によって学べることが違ったりしますので、自分の学びたいものの目的に合わせてチョイスするといいと思います!。
ざっくりとですが大体下に行くほど難しくなっていきます。ほんとざっくりとですが。
レベル1:「基礎」
「主にアニメーションの12原則を学ぶ段階。アニメーションの基礎中の基礎。だけれども、このレベルで学ぶ基礎はアニメーターとしてのキャリアで一生使っていくものなので、ある意味一番大事。ここをしっかりやらないと先に進んでもダメダメなものしかできないので、ここをしっかりと抑える。」
- グラフエディタ―を理解する
- バウンシングボール
- ただのサイクル
- 数バウンドして静止するもの
- 障害物があるもの
- 数種類の違う重さや質感のボール
- ボール同士が接触する
- ボールにキャラクター性を持たせる(アクティング要素あり)
- ピルアクション
- ピルのみで重さを表現
- ジャンプ
- 障害物があるもの
- ピルにキャラクター性を持たせる
- ペンデュラム
- その場で左右にサイクル
- その場で静止にいたる
- 様々なアクションをさせる(他のプロップを使うのもあり)
- 尻尾付きボール
- ただのバウンスサイクル
- ただのジャンプ
- 尻尾付きボールにキャラクター性を持たせる
- その他質感の違うものが落ちる様
- 葉っぱ
- レンガ
- 風船
サンプル
アニメーションメンターCLASS1の動画(ペンンデュラムやボール等。ボールに足が生えたやつはどちらかというとボディメカニクスが少し入っています。)
Animation Aidのレベル1クラスの動画の最初から2:23くらいまで。(ウォークサイクルなどはボディメカニクスにあたる。)
レベル2:「ボディメカニクス」
「人間の物理的な動きを学ぶ段階です。体重移動や、体の動きをマスターしていきます。ウォークサイクルは比較的難しい物に当たるので、できるだけ最初は体の一部(腕や足のみ)を使って下半身の動き、上半身の動きをマスターしましょう。そのあとに人間のリグを使って似たことをやってみるとよいでしょう。」
- 体の一部を使ったエクササイズ
- 腕のみ
- 腕ふりサイクル
- 腕が静止する
- 腕だけで何かをする
- ボールに足が生えたようなリグを使ったエクササイズ
- 体重移動
- 一歩動く(横、前後など)
- 180度ターン
- ジャンプ
- 段差を上る・降りる
- サイクル
- ウォークサイクル
- ランサイクル
- キャラクター性のあるサイクル
- キャラクター性のあるもの(アクティング要素あり)
- 人間キャラ(シンプルなリグ:例:ノーマン等)
- 体重移動(重心の理解)
- 一歩動く(横、前後など)
- 180度ターン
- ジャンプ
- 段差を上る・降りる
- 座る・立ち上がる
- 重いものを持ち上げる・押す・引く
- サイクル
- ウォークサイクル
- ランサイクル
- キャラクター性のあるサイクル
- その他サイクル
- 全身を使ったアクション系ショット
- パルクール
- 戦う
- スポーツ系
- パントマイムショット(アクティング要素あり)
- 空を飛ぶ・泳ぐ(足のFKの練習に。)
サンプル
各アニメーションスクールのshowcaseなどのセリフ等なく、全身のもの。(いろいろ見てみようリンクに張った以外にもネットに上がっています。)
アニメーションメンター
アニムスクール
アイアニメイト
レベル3:「アクティング」
「キャラクターが何を考えているのか?良い演技をどうさせればいいのか?という段階です。セリフ入りのショットの練習が多いです。リップシンクなどもこの辺でやったりします。大体が表情アップが多いですが、全身をつかったボディメカニクス込みのアクティングのショットなんかもできます。」
ーアクティングレベルになるとダイアログ中心のショットをやるのが良いですし、ここまでくるとショットはデモリールに入れることを想定したものになってきます。ただ、他にもミニエクササイズという感じでピンポイントで練習をするのも効果的です。例えば
アニメーションメンター
アニムスクール
アイアニメイト
番外編「クリーチャーや動物など」
「キャラクターが何を考えているのか?良い演技をどうさせればいいのか?という段階です。セリフ入りのショットの練習が多いです。リップシンクなどもこの辺でやったりします。大体が表情アップが多いですが、全身をつかったボディメカニクス込みのアクティングのショットなんかもできます。」
- 凄くシンプルなギアチェンジ(感情の移り変わり)
- テイク
- 1人のダイアログショット
- ただのダイアログショットプロップなど無
- プロップ等ありのダイアログショット
- 2人のダイアログショット
- プロップ等無
- プロップ等あり
- 二人が接触したりする
- 2人以上のダイアログショット
- 1人二人と同じようにいろいろなバリエーション
またダイアログショットでも感情、シーン、キャラクターの内容をできるだけバリエーションを持たせた方が自分の技術が広がる。
- 感情のバリエーション
- シリアス系
- 怒り
- 悲しみ
- 嬉しさ
- コメディ系
- 笑える系
- ギャグ
- アニメーションスタイルのバリエーション
- カートゥーン系
- リアル系
- キャラクターのバリエーション
- 年齢
- 大人、子供、老人
- 性別
- 女性、男性
- 体格
- 細い人、太った人
- 体の性質
- 足が悪い等
ーアクティングレベルになるとダイアログ中心のショットをやるのが良いですし、ここまでくるとショットはデモリールに入れることを想定したものになってきます。ただ、他にもミニエクササイズという感じでピンポイントで練習をするのも効果的です。例えば
- 目とまゆげの動き
- 瞬き
- アイダート
- リップシンクの練習
- 口の部分だけを使って
- コネクティビティを練習
- 筋肉を意識し口の動きに対してほかの部分がどう動くか
サンプル
各アニメーションスクールのshowcaseなどのセリフがあるやつ。
アニメーションメンター
アニムスクール
アイアニメイト
番外編「クリーチャーや動物など」
- 飛ぶもの
- 蝶
- 鳥
- ドラゴン等
- 四足歩行動物(草食と肉食で動きが違います!)
- 草食動物
- 馬等
- 肉食動物
- 犬
- 猫など等
- 現実にいないクリーチャー等
- オークっぽいのとかいろいろいますよね!
アニメーションを学ぶにはやはりアニメートを実際にするのが一番です!で、できれば自分よりうまい人にアニメーションを見てもらい、どこか悪いところがあるかを見てもらうのがいいのですが。
最近ではプロが教えるオンラインアニメーションスクールも沢山出てきているので、そういうところで学ぶのも手ですね!
知っている限りのスクールのまとめも書いたのでこちらも参考にどうぞ!
オンラインアニメーションスクールまとめ
0 件のコメント:
コメントを投稿