についての記事です。
アークって何か!そのまま曲線のことです。何かが動くときって曲線を描いていることが多いんですね。
参考に弾むボールを見てみましょう。
ボールの行く末を線にして追っていくと綺麗な曲線になっています。
他にも振り子とか
上記はMAYA内の3Dアニメーションですが。現実にも、動いてるものは綺麗な曲線を描くことが多いのです。
もちろん直線的な動きをするという物体もあるでしょうが注意をしてみると、ほとんどの生き物や、無機物でさえ「動く」時は曲線を描いているのです。
ただ、3Dアニメーションはアニメーターが動きをつけてるわけなので、容易に現実とかけ離れた動きにする事もできてしまいます。(不本意でそうなっちゃう事も。)そうなると、動きが不自然になったりしてしまいへんてこなアニメーションになっちゃいます。なのでアニメーターが意図して綺麗なアークを作るようにしなければいけないのです。
3Dアニメーションで言うと、きちっとしたアークが作れていなくてキャラクターの動きが不自然にカクカクしちゃったりすることが多いです。
綺麗じゃないアークっていうのは、たとえばこういう感じです。
あっちからこっちに振り向くみたいなアニメーションをやってて。なんかカクカクしてて変だわ、とおもったら鼻の先っちょのアークを追ってみましょう。
キャラクターの鼻の頭に赤い点をつけて運動曲線を追ってみましたけど、カクカクっとなっていて、きれいな弧を描いてないですよね。
より綺麗なアークだとこういう感じになります。
↑こちらの動画はアークの説明だけに作ったので、頭しか動いていませんが。全身のコントロールを動かすようになると、グラフエディターでは普通に見えるのに何故ここでカクカクっとなるんだあ!って言う事も出てくるかと思います。そういう時は大体リグのRoot(大本のコントロール(人間系だと腰が重要))からチェックしていくと良いかと思います。まあ、どうしてもダメだったら1フレームずつ、アークをチェックして直していくっというのも、ありです。
というわけで今日はアークの話でした。
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