2020年7月27日月曜日

子育てしながらアニメーションクラスを取る!

さて、Animation Focusのまとめ記事を書く中で、

「子育て」にフォーカスした記事も一つ書いておこうかと思います。ほかの記事と重複している内容もありますが、この記事では「子育て」にフォーカスした内容をまとめておきます。

仕事がフルタイム!2歳児がいる!という状態での受講だったので、その観点からです。

最近はツイッターの #子育てCG屋 というハッシュタグから派生したSlackワークスペースで子育て中のCG屋さんと情報交換をしたり、

CGワールドでも子育て関連の連載が始まったり。CG業界で仕事をする&子育てというトピックへの関心も高まってきてるように感じます。



「CG業界は忙しいから子育ては無理!」との言葉は度々聞いたこともあったのですが、「どうやったらCGやりつつ子育てをしていけるか?」という視点でアプローチしている子育て家庭の話がぼろぼろと出てくるのは素敵なことですね!

さて、子育てをしていてやはり大変な事の一つなのが

「学び続けること」

だと思います。子供ができるとやはり、子供がいなかった時のように勉強の時間や仕事外で何かをやるというのが難しくなります。これはみんな直面する悩みなのではないでしょうか?子育てしながらアニメーションクラスを取るのはぶっちゃけ大変でした!
なので、どういう感じで課題用の時間を取っていったか?子育て家庭としてよかったポイント。をまとめておこうと思います。



やると決めたらやる
一番最初に根性論です。根性論が出てきてしまいました。笑。

しかし、意思を持つというのは結構大事な気がします。私の場合は、2018年に子供が生まれたのですが、生まれる直前に「とりあえず数年は忙しくて無理だろうけど少し軌道に乗ったら絶対にアニメーションクラスをとる!よし!2020年にとる!」と2018年の時点で決めました。この何が何でもとってやるぜ!という気持ちを温め続けたのはプラスだった気がします。

2020年になってアニメーションスクールを吟味しだしたのですが、そのころAnimation Focusを発見しました。スクールのサイトを読んで、今の状況にぴったりなクラス!と思い受講に至りました。

パートナーと意思疎通をしっかりとる
私がクラスを取る、ということはそれだけ子育ての負担がパートナーに行くということです。でもまあ、2018年から言ってたことなので、それだけ前から言ってたので夫も心の準備はできていたようです。

なので、クラスを取っている間はどれだけ負担が増えるか?大丈夫か?みたいなことをしっかり話し合っておくことも重要だと思います。そして、逆にパートナーが学びたいとかいう時期になった場合はそれを全力でサポートします。持ちつ持たれつですね!


クラスの時間を自分で決められる
まずクラスは日曜日の午前中でした。先生がイギリスにいて、私がアメリカカリフォルニアだったので時差があり、先生と話しあってミーティングの時間を決めました。この先生の時間と合う限り日時に融通が利く、というのが一つ、ポイントでした。

頻度と拘束時間
子供がいないときは、できるだけ授業時間が多ければ多いほど良いと思っていましたし、それはそうだと思います。よく合計授業時間と値段で割って、一時間当たりいくら、という見方でそのスクールを取ろうか決める一因にしていた気がします。せっかく学ぶのですから、たくさん授業時間がある方が、お金も払うのだしお得です。

しかし、実際子供ができると「所定の時間にパソコンの前に座る」これが難しいと気付きます。特に「所定の時間」これが難しいです。なので、一度に2-4時間もあるようなクラスだとどうしても難しくなってしまいます。ですが1時間くらいだと、まあ、何とか時間が作れるんですね。なので一回の授業が1時間というのも良かった点です。


余談ですが、私はAnimation Aidでクラスを教えたりもしてるのですが、子供ができた後二度やっていて、一度目は夜にやったのですが、これは難しかったです。なので二度目は朝の5時みたいな早朝(日本時間では夜なのでちょうどよかった)子供が起きる前にやる、みたいな工夫もしましたが。朝の方が子供がいる身としては都合がよかったです。


融通が利くか?
これは他のAnimationFocusレポート記事でも書いているのですが。1対1だったため、こちらが体調を崩したり、もう少し課題に時間が欲しいという理由でクラスを延期したいという申し出をしたら受け入れてもらえたことです。これが生徒の人数が多い場合、ほかの生徒もいるためそういう融通は利きにくいと思いますが、何分1対1で、私がいなければクラスは行われません。また、課題にもう少し時間が欲しいという面でも「直さなければいけないとわかっている部分を指摘されるのは時間の無駄、自分の納得のいくところまで持って行けたものにフィードバックをもらう方が建設的」という理念を先生も持っていたようで、すんなり納得していただけました。

やってる人はちゃんとやってる、というのはそれはそうなのですが、しかし1日は24時間しかないというはみんな同じで、子育てをしているとその24時間でアニメーションに割ける時間というのはやはり減ります。なので、これはもうしょうがないと思います。

受講がすべて終わった後に、スクールを受けてみての感想・アンケートがあって「改善点はあるか?」という質問があったので「週に一度ではなく2週に一度というオプションがあると人によっては助かるかもしれない」というフィードバックを残しておきました。

個人的に子育てしてると1週間が早いので、2週に1度くらいの頻度のクラスとかがあればその方がありがたい気がします。(課題があるタイプのクラスは特に。)


時間の取り方
基本的に次のクラスまでに取れそうな時間を計算し、そこから逆算して何フレームこの日までにできていないとヤバイ。という計算方法をしていました。最後の1-2日は余裕を持たせ予備日にしていました。というのも、いくら逆算しても絶対追いつかないんですよね笑。予備日をあらかじめ持たせておくと心の余裕ができてよいです。

平日は子供が寝た後に1-2時間。休日は夫に見てもらうという前提でもっと多くの時間を取れました。

この休日が課題でつぶれてしまうという点を見ても、Animation Focusが全4回という短さだったのも良かった気がします。正直これが、3か月あるクラスとかで、3か月間休日がつぶれるというのは子育て家庭としてだいぶ負担です。子供との時間も欲しいですからね!ですが1か月くらいならまだ何とかなります。それも年の初めから5月はクラスだからね!というのを念頭に行動しているので、夫も私も心の準備ができていました。


在宅勤務!不幸中の幸い?
さてさて、クラスに登録したときは1月だったので思いもよらなかったのですが、新型コロナウイルスの影響でクラス受講期間中は完全に在宅勤務でした。これが不幸中の幸いだった気がします。私は普段から片道2時間の通勤時間があるのですが、それがない!というのはつまりそれだけ余裕がある!ということでした。なのでそれも一つの要因だったと思います。


まとめ
無理ではない!けど大変!というのが正直なところでした。ただ、時間がないからこそ、どうやって時間を最大限に活用しようか?という風に意識が働くので、授業時間は短いスクールでしたが、得たものはたくさんあったと思います。

最後のフィードバックをもらい、少々直すところもあるのですが、ぶっちゃけた話めっちゃ疲れた!ので。とりあえずポッドキャストを更新したり、ブログを更新したり、リラックスして、落ち着いたらまた最後のフィードバックを直そうかなと思いました。(ブログ更新とかポッドキャスト更新は息抜きでもあるのです笑)





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