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2020年7月27日月曜日

Animation Focus ② Week1 一週目

Week 1 クラス一週目


前回の事前ミーティングの記事に続き、今回は実際のクラスの第一週目についてのレポートです。

この週では主にプランニングを提出しました。
AnimSquadの授業でしたようなプランニングを、もう少し詰めてやってみました。


まず今回選んだサウンドクリップはこちら




提出したもの


AnimSquadを受講した時は出すアニメーションがすべてという感じだったので、提出するものは基本アニメーションのプレイブラストのみで、一週目はブロッキングを提出という感じでした。AnimFocusは自分のフォーカスしたいことに合わせてオーダーメイドのクラスを作るよ!っというのも売りにしてるっぽいので。プランニングのプロセスやダイアログとやりたいショットの方向性があってるかどうかも気になったので、プランニング用のチャートとかも全部提出して見てもらいました。


キャラクター分析


とりあえずキャラクター分析から始めました。プランニングの記事で紹介した方法にのっとって分析をしていきました。

仕事でやるものと違って、ストーリーやキャラクターの心情などを自分で作り上げなければいけないという点も、課題でやるショットの難しいところですが。音声を繰り返し聞いて構想を練ります。

セリフ:But see, I don't believe it was an accident, and if I could just find out who broke in, maybe I could get some answers, maybe I could stop looking. 

(訳:でも聞いて、あれが事故だったとは思わない、もし誰が侵入したのかわかれば、もしかしたら答えが見つかるかも、もしかしたら探すのをやめられるかも)

ここから「友達といざこざがあり、自分に非があるのに、ほかに何か理由があると思い、その’答え’を探し続けている人。電話相手は別の友達。主人公は本当は他に理由などない事を心の奥では知っていて、どうにかしてその真実を受け止めたいけど受け止められずにほかの理由を探し続けている。(けどもうそろそろそれもやめたい!)」

というシチュエーションを思いかびました。


目的と障害

シーン内のObjective(目的)は何なのか?そして目的を妨げるObstacle(障害)は何なのか?そしてそのObjectiveは達成されるのか?されないのか?を明確にするとアクティングのショットはぐっとやりやすくなります。

このショットの場合

目的:本当は何があったのか?真実を、答えを知ること。

障害:本当もなにも、今知っていることが真実であり、探しているものが存在しない。

目的は達成されるか?:されない、そして、達成されることがないということを受け入れ始める。

これは「どんなシーンにもそのシーン内の目的と障害があるからしっかりと分析すると良い!」というのを演劇の授業で学んだことが大変役に立っています。そして、キャラクターが数人いる場合はすべてのキャラクターにそれぞれ「目的」「障害」「それが達成されるかされないのか?」があります

例えば、映画なんかで言うと、映画を通した大きな目的と障害があり。また、映画を小分けにしたシーンごとにそのシーン内での目的と障害があります。そういうのをしっかり分析することで実際の俳優はどういう演技がそこに合うか?というのをかみ砕いていきますが、アニメーターも同じようなアプローチをアニメーションをするときに使うことができます!こういった背景を突き詰めることで「生きた」演技を生み出す手助けになります。

Subtext(サブテキスト)

黒文字がセリフ、赤文字がSubtext


サブテキストとは!は度々紹介しているノリさんのブログが分かりやすいですね。

前述のシチュエーションに合わせてサブテキストを考えてみました。

簡単に訳すと「事故だったなんて信じたくない、何かほかの理由をさがさなくちゃ。誰かが侵入した?本当は多分自分も知ってるのに、探さなきゃいけない「答え」なんてないことを。助けて!もう探し続けるのはやめなきゃ!」

という感じです。セリフとして言ってることとは反対に自分の中ではもうどうにかこうにか折り合いをつけてこんなこと辞めたいけど辞められない。という、難しいですね!こういう複雑なダイアログは!ちゃんとアニメートできるのだろうか!!?

InOutチャート


また、InOutチャートというものも作ってみました。

これは、前にAnimationCollaborativeで授業を取った時に「人間はしゃべったりするときに意識が内側に向いてる時と、外側に向いてる時がある。それをアニメーとする前に明確にしておくとアクティングチョイスがしやすくなる」ということを言っていたのを学び、演技のアニメーションをやる時には気を付けている事柄です。

なのでとりあえずアニメーションに移る前にどこで意識がどこに行ってるのか?というのをチャートにしておきました。アニメーションを実際につけだすときになかなか役立ちます。

今回のショットは女性が携帯電話で友人の家の前で他の友人と電話で話しているというシチュエーションです。

「意識」が持っている携帯電話の方に向かっていたり、家の窓に行ったり、自分自身に行ったり、どこでそれが切り替わるのか?を考えてみました。

アクセントチャート


これは音量だとか声の大きさ、アクセントの位置などをよく聞いて視覚化したチャートです。あとは、吐息とかブレスの位置も書いておきます。これを書いておくと実際のアニメーションが声の勢いにあってるか?などをさっと確認するのに役立ちます。


ビート・フレーズチャート


そして、もう一つ「ビート(Beat)」や「フレーズ(Phrase)」を明確にするチャートを作ってみました。前にAnimSquadを取った時はビートを明確にするのが下手だったので、今回はそこもしっかり練ってみました。

今回は大きく3つのビートに分かれているかな?と私は考えました。

  1. Denial (否定)
  2. Realization (気づき)
  3. Seeking Help (助けを求める)
この三つのビートがどこで移り変わるのだろう?というのを可視化したのがこのチャートという感じです。



という感じに、いくつかチャートを作っておくとリファレンスを取った時に自分的が欲しいリファレンスを選ぶのが楽になる為、個人的には活用しています。

今回はクラスなので、人に見せることを前提に少し綺麗に仕上げていますが(これでもきれいなつもり笑)仕事の時などはメモ帳に自分にしか分からない程の汚い字で書きなぐる感じなので、いつもこんなに綺麗にやってる訳ではありません。



リファレンス

そしてそれを踏まえてリファレンスを結構たくさん撮り、音声に合わせてカットしたものと、なかなかよさげなリファレンスも一緒に提出しました。恥ずかしいことこの上ないリファレンスですが!アニメーションコミュニティのために恥をさらします!(今までさんざん恥さらしてるのに何をいまさら。笑)

(脱ぎ散らかした服などが散らばっていたりで申し訳ありませんが)

↑自分的に良いかもとおもったリファレンスをつなぎ合わせ、セリフに合わせたたもの。メインで先生に提案したもの





↑その他、まあまあ面白いと思った物理的な動きやタイミングのあったものも一応まとめてメインの物以外で何かアイデアを探す時用



 
↑もんのすごい顔のドアップで申し訳ないですがwこれは提出しませんでしたが、細かい顔の動きの参考になるかな?と思って撮ったやつです。



3D内でシーン構築


最終的にブロッキングまではできなかったのですが、4つくらいメインな感じのポーズを作ったものを3Dで作ったものを提出しました。



さて、これらを提出したうえで、どんなフィードバック・講評をもらったのかを見ていきましょう!


フィードバック・講評

主にプランニング自体はすごい気に入ってもらえました。しっかりとキャラクターの分析をしてきてくれたのはとても良いという感じでした。

ビートもしっかり練られているから、問題はそのビートを強調するポーズをどう作っていくか。今あるポーズはどれもちょっとビートと合わなかったり弱かったりするので、その辺をもう少し強くするといいといわれました。

まず三つのビートですが

Denial(否定)



  • 電話している相手の言ってることを否定しているという態度がそこまで出ていない
  • 相手を否定していても、最終的にRealization(気づき)に至るということは少し自信のなさも見えた方がいいのに、自身がちょっとありすぎ
  • ちょっとLine Of Actionも直線的すぎかも?
  • 目線が「何かを見ている感じ」に見える、ここは単に電話に話かけているのならもう少し目線はまんなからへんになるのでは?
というようなことを言われました。

Realization(気づき)





  • 「気づき」感がない。
  • 自分で自分の過ちに気づいたとき、「ハッ」となって顔が上がるのよくあるけどああいう感じの方がRealization(気づき)に近いポーズではないか?もっと上を見る感じで
  • そして、家の窓を指さすポーズが「ありきたり」すぎ、「今私家のことが気になってるからそこを指さします!」って単純すぎるのでもっとSubtleな抑えた表現にするといい。(それこそ、チラ見するだけとか、)
指さすポーズは結構時間なく最後の方に作ったので自分でも「これはちょっと、まんま過ぎるポーズやろ、、」と思ってたのですが、ハイ、見事に指摘されました。直します笑。

SeekingHelp(助けを求める)



  • この一個目のポーズはもしかしたらRealization(気づき)あたりに持ってきても良いかも。
  • 最後のポーズの形はとても、Insecure(不安)な感じで良い、表情をもっと助けを求めている感じにプッシュしていけるといいと思う

というようなことを言われました。

そして全体的に

  • 自分で打ち出した3つのビートをしっかりサポートするポーズを
  • 作ったポーズの中には良いものも多いからそれをシャッフルするなりしてビートを最大限サポートできるポーズを見つけ出しなさい。
  • 来週までにはもっと目線や、いつ携帯電話を持ち帰るみたいな細かいところまでのブロッキングをしてきましょう
  • 3つのビートを大切に!明確に!一つのビートに1ポーズくらいにシンプルで良い、ポーズの中でアニメーションすることを気を付けましょう。Animate within a pose. (これはよく言われるやつです。動きすぎるとうるさくなりがちなので。アクティング系ショットではシンプルに一つのポーズの中で細かく演技していくという方が効果的という場面が多いです。)


あとは最初にいきなりセリフが始まるのでそこにちょっと一息つくような、間のようなものを入れることが出来たらいいかも?というようなことも言われました。これ以外にも色々言われましたが、メインはこんな感じでした。

それらを踏まえて来週のブロッキング楽しみにしてます!という事でした!



まとめ



一週目のクラスを終えた後、1対1のクラスの良さを感じました。しっかり1時間、ショットについてディテールを話し合って相談して、フィードバックをもらえる時間があるんですよね!その農密度はすごい良かったです。

Week1の記事を書くのにもう7月になってしまいました。しかし、一か月くらい自分のやったショットを見ないで4週目に出したやつを最近みたらボロが山のように見えて、寝かせておいて見るというのは大切かも笑と思いました。ブログ記事を書き終えたら、ちまちまとポリッシュをしましょうか。笑。

2020年6月24日水曜日

Animation Focus ① 事前ミーティング

事前ミーティング(打ち合わせ)この回のみ30分 4-26-2020 



まず、私は2020年の1月ごろに5月のクラスに申し込む、という結構早い時期に申し込みをしました。4月の後半ごろに連絡が来て、クラスの始まる前に一度、30分の事前ミーティングが設定されました。

Animation Focusは自分のフォーカスしたいことを重点的にやっていいという方針なので、これをやりなさい、という課題が課されるというよりは、この事前ミーティングで自分のリールや、やりたいと思っているアイデアがあればそれを先生に見せて、話し合った上で課題を決定する、という形でした。

まずリールを一緒に見ながら、自分のキャリアゴールなどを話してクラスで何をしたいか話していきました。

私は「今の会社は大好きでクリエイティブだし何も文句はないのだけれど、アニメーションの仕事はジャンルごとにとても違うので、長編映画を経験していないので、将来的にはいつか経験してみたいという思いがある。また、スケジュール的にポリッシュまで手が届かないケースも多く、ポリッシュが弱い気がするので、そこももっとうまくなりたいという思いがある。また今日見せるリールはもう2年以上前に更新したもので、そろそろ更新しなければという思いもあるから、新しくリールに加えられるようなショットをやりたいという気持ちがある。また、正直に自分に何が足りないかも言ってほしい」といったことを伝えました。

その時見せたリールはこちらです。


あとは仕事のゲームリールを作っていたので、それも見せました。見たい方がいればこちら。↓




先生は「ポリッシュができてないっていう風にも見えないと思うけど?リールを見ると、アニメーションのスキルがあるというのは一目でわかる。アニメーションができる人でもアクティングができない人は多い。例えばこのワインのショットは私は好きですよ。何を考えているか、彼女がワインを愛しているというのがアクティングチョイスから伝わってくる。最初のとかはとてもディズニー的ですね、あ、悪いって言ってるわけじゃないのです。例えばピクサーだと正しいアクティングチョイス(演技の選択)ができる人を重宝する、入るときにはブロッキングレベルの人もいたことがある、重要なのはアクティングチョイスをしっかりできる人。だからこのクラスではアクティングがしっかりできるものをやるのがよいのでは?」

といったような返事でした。

アニメーションのスキルはある!と言ってくれたのはすごいうれしかったです!もともと、ピクサーアニメーターの先生ということでアクティング系のショットをやりたいな、と思ってこのクラスを取ったのもあったため、私は先生に同意で、アクティングショットをやろう!という方向性に決まりました。

私は日頃から、やりたいダイアログがあるとフォルダに貯めたりしてるので、そこから4つくらい選んで提案してみました。それに加え、AnimationAidの若杉さんがやっている、エイド宿題というものがあるのですが、その一環として作ったポーズを個人的に気に入っていたのでそういう設定のパントマイムショットでもいいかも?という話をしました。

ちなみにパントマイムショットに提案したのはこちらのポーズです。


「疲れた会社員のお姉さんが、コーヒーが必要だけど疲れすぎてこぼしちゃってあーあ」みたいな流れのパントマイム、いいかな?と思ったのです。

先生はどれも良い!という感じで「あなたが一番やりたいと思うのはどれですか?」と聞いてくれて、

ダイアログのほうがやりたかったので結局ダイアログにしました。

先生「やっぱり、せっかくやるんだから、自分がアニメーションをしたいと思えるものをやるのがいい、あなたがこのセリフを一番やりたいと感じるならそうしましょう。」

アニメーションの勉強方法を調べていると「上達するために必要なやり方」これは大事は大事なんですが、やっぱり楽しくないと続けていけないんですよね。だから「やりたい」「楽しそう」と自分が思えるものをやる、というのはやはり大切なのかな?と思いました。


最終的に選んだダイアログはこちらです。正直育児にフルタイムの仕事もある中で(そうそう、2年前に子供生まれたんですよ!笑)10秒のダイアログを4週間でできる時間の捻出をできるのだろうか、とも思いましたが、選んでみました。


最終的に先生もこのダイアログを気に入り、来週までにはプランニングをしっかりしてくるようにと言われました。そして、できるところまで3Dでもカメラとレイアウトを決定し、いくつかポーズを作ってくるように。と。

因みにこれはUndoneというAmazonPrimeのロトスコープを使ったドラマから引っ張ってきた音声です。基本的に「アニメーションの練習に使う音声はアニメーションから取ってこない方がいい」というのが定石なのですが、これの場合はロトスコープなので例外と判断しました。

因みにUndoneの予告編はこちら、話はそれますがこのドラマ、めっちゃよかったです。おすすめです。


因みに、なんでアニメーション映画等から音声を引っ張ってこない方がいいか?というのは、もうすでにアニメーターが解釈を加えた動きがこの世に存在してしまっているので、それとどうしても比べられてしまうから、リール用にはおすすめではないんですね。自分で練習する分にはいいかもしれませんが、それでも、自分もアニメーションとして出来上がってるものを見てしまっているので、どうしても既に存在するものに引っ張られがちです。

ロトスコープの場合は動きという面では、ほぼ実写に近いので、使っても大丈夫かな?という判断をくだしました。先生もそこは同意のようでした。

アニメーションの練習用サウンドクリップ選びの際に気を付けることは前に記事にしていますので、そちらも参考にしてみてください↓



決まったプラン

さて、先生と30分話、全四回のクラスでやっていくことが決まりました!

Week1 Blocking
Week2 2nd Pass Blocking
Week3 IP(In Progress)
Week4 Final Notes

という流れになるだろうとのことでした。

事前ミーティングからとてもワクワクしました!

では、次回はプランニング回です!

2015年5月24日日曜日

Anim Squad 最終回「講評」課題02

お久しぶりです!Animsquadの記事更新です。実はもう2週間ほど前に授業は終わっていたのですが。3月下旬から4月にかけて仕事が忙しくなってしまい。更新どころではなくなって今に至ります。ので、1か月分ほどたまった講評を、ザクッと見てみて、アニムスクアッドのレポートは終わりにしようかと思います。

最初の課題に8週間近くかかったのに倍くらいの長さで半分の期間で二つ目の課題が終わるのか!!と思いましたが。全然終わりませんでした笑。

今年はSIGGRAPHにも行くので8月までくらいにポリッシュしてデモリールに乗せられればいいかなあ?と思ってます。

時間もたってしまったのでざっくりとだけ!

では、9週目のプレイブラストは取っておくのを忘れてしまったので10週目のもの!



あまりメジャーなことは言われなくて、ちょこちょこポーズとかタイミングのことを言われました。

ーseeの最後あたりの動きが雰囲気と比べて早すぎる。そして、そのあとにくる動きもほぼ同じタイミングなので、最初の動きを遅くするなどしてメリハリをつけたほうがいい。
ーThat I のあたりのポーズは顔をこっち↓むけたほうがいい


ーで、その他いくつかポーズに上記のようなdraw over(上から描いてもらう)してもらいました。


で、10週目が終わったところで、諸事情により先生の都合が悪くなってしまったそうです!
「アニムスクアッドは本当にそれなりの事情がない限り途中で講師を変えるということはしないけれど、今回はそれなりの事情があったので申し訳ないけど、違う先生になる。」

とのことでした。まー!びっくり!しかしながらその代わりの先生というのがAndrew Chesworthさん。彼もめっちゃうまいディズニーのアニメーターなので、何も文句ないですよ!

というわけで11週目、12週目はアンドリューさんにクリティークをいただくことになりました!

11週目に提出したのはこちらです。


まず、彼はこのショットを見るのは初めてなので、どのくらいの進行状況なのか、Malconはどういうディレクションでこのショットを見てきたのか、などを軽く説明してクリティークしてもらいました。

そしたら。
「ちょっとごめん笑、いまマルコンが仕事でアニメートしてるのと似てて笑ったよ。彼がアニメートしてるのが見えた」

と笑って言われたので。

「最初はすごくフレーズごとに動かしまくっていたんだけど、彼にあまり動かさないでシンプルな中で顔の表情などを使うっていうのを目指してみなさいと言われたので、そういう方向でやってみた。」

と言ったら

「うん、マルコンはそういうショットをやらせたら右に出るものはいない感じだからね!そういう意味ではものすごくしっかりと彼のディレクションにそってるってことだ!」

と、言われて、おー、よかった!と思いました!やっぱり、監督やスーパーバイザーの言ってることをくみ取ってその方向に実現させるっていうのは必要なスキルだと思っていたので、ほかの人から見てそう見えるというのは、しっかりとスーパーバイザーのディレクションにしたがえてたというのが目に見える形になっていたのかなー。と。

(アニムスクアッドは、講師と生徒の関係を、実際の現場の関係と似せるために、スーパーバイザーとアニメーターに見立ててやっていくスタイルでもあるので。)

そして、クリティークですが。

写真立てを持ち上げる動作と、髪の毛を書き上げる動作がほぼ同時に起こっているので、観客がどこを見ていいかわからない状態になっている。とのことでした。

特に髪の毛を書き上げる部分はもう超ポリッシュして見せ所にするべき!というような部分なので、そこで、写真立てを持ち上げる動きが邪魔になってしまっているということでした。


で、その他に、いくつかクリティークをいただきました。
ーリップシンクがmushy(もにゃもにゃしちゃっててメリハリがない?)
ー口の形をせっかくこういうデザインのキャラなので、リトルマーメイド的なアピールのある口の形を意識してみるといい。↓

一例


その他リップシンクが危うかったのでいくつかリップシンクについてクリティークももらいました。


ー最後のポーズで足がカメラのほうを向いてるのがちょっと違和感のあるポーズなので、どちらかというと最初のほうよりな、ポーズのほうが魅力のあるポーズになるだろうとのことでした。

ー最初のほう顔が死んでる感じする!


などなど、大まかにはこんな感じでした。


で、最後の週に提出したのがこちら。
全然ポリッシュまで持っていけなかったのが悔やまれますが。


まず、言われそうだなーと思っていたところで言われたのが。
Connectivity(コネクティビティー)についてでした。また別記事で書こうと思っていたトピックなのですが。早い話が、何か一つのものが動けば、周りのパーツも影響を受けて動くということです。
腕が動けば肩も動くみたいなそういうことですね。

顔も全く同じなのですが。前半はそこそこ気を付けたのですが後半のほう、時間が無くなってまったく鼻をいじりませんでした。

つまり、口が動けば鼻とかその周りの筋肉も動くはずなのに、全く動いてないからおかしいということでした。
とくに would love toのあたりはまったく鼻をいじってなかったので、顕著ですね。


それから、呼吸をしている感じをもう少しさせて。とのことでした。
「歌なので、腹式呼吸をして、普通に肩など上がらないだろうけど、アニメーション的によく見せるためにそこは多少大げさにしてみてもいいかもしれない。どちらにしても、歌手が歌ってる動画などをよく研究して、どのような体の動きをするかをもうちょっと気を付けてみてみて。」

その他にもちょこちょこ細かいところを言われましたが、とりあえずこんな感じで最後の授業でした!



最後の一か月くらいが会社のクランチタイム(締め切り間近などで残業などが多くなる時期)と重なってしまい、最後のほうもうちょい時間取れたらよかったー!と思ったけど。まあ、よいでしょう。

たくさんのことを学べて、トライ&エラーが沢山できて、本当に楽しい3か月でした!

さー、ポリッシュしなきゃなあ!



AnimSquadの記事を見る


2015年4月1日水曜日

Anim Squad 第8回 「準備・講評」課題02

やっと二つ目の課題です!この記事では二つ目の課題のプランニング等下準備と第一回目のフィードバックについて書きますね!
今回はリファレンスが前回にもまして超絶恥ずかしいものなのですが、見苦しいので見たくない人は見ないでください!笑


ーサウンドクリップ選びとアイデアだしー

さて、前にちょこっと書きましたが

2ショット目は絶対ミュージカル!!!

と決めていたのでミュージカルをあさりまして、7週目に先生からOKをもらったサウンドクリップがこちらです。
2:41秒のあたりから13秒間くらいです。

 

アクロスザユニバースという全てビートルズの曲で構成されたミュージカル映画です。因みに見たことない人いたら、これ超お勧めですよ!

使う部分は
”So I hope you see that I would love to love you”
意味は 「だから、私はあなたを愛したいと思ってるという事をあなたがわかってくれてるといいな」みたいな感じでしょうか


さて、とても、繊細な感じで色々と楽しそうですが。

恋する人に手紙をかいてポストに投函するところ。とか、いろいろアイデア出てきたのですが。なんだか

「窓から去っていく恋人を見つめて思いをはせる」みたいなのがいいなあという風に思い浮かびました!

そのアイデアが気に入ったので、それの為に下準備。

今回窓辺に座ってるという設定にしたのでセットが必要です。
で、ひざくらいの高さで座れるところがあって、2階くらいの位置の窓がいいなあー。と思っていたんですが。

うーん、どうしたものか。そういえば101匹ワンちゃんの家いい感じだったよなあ。
そうそうこういうイメージ。こういうイメージでなんかシンプルな座れる窓辺ないかなあ。とGoogle画像でリビングルームだの窓だの検索すること小一時間。何もみつからず。次の日出勤。

あ!!!すげえいい窓あった!!!

会社の窓がすごいいい感じだったのでこれで行くことに決定!

なので、超簡単なセットを作り、ためてあったプロップライブラリから花瓶なんかを引っ張り出し。

大体こういうショットがいいな。ということでこういう感じに決めました。

因みに今回はAnimSquadの一番新しいリグのミシェルちゃんを使おうとおもったのですが。

ミシェル

ご覧のとおりミシェルはふわっとしたスカート、髪型も特徴的なデザインです。
なので、カメラの位置ミシェルの顔が良く見えるアングルになるようにしました。

ーサブテキストとビートを明確にー

さて必要なアイデア等はそろったので、サブテキストとかビートを明確にしていきます。最初のショットでやったような、ブレスの位置の確認なんかもします。

先ずはどういうビートか。

1.So I hope you see 去り行く恋人を見つめて思いつめる!
2.That I would   恋人との写真を見つめ思い出を見つめる!
3.Love to love  思いが溢れる!
4.you 心苦しいながらも落ち着く。

というビートかな?と

そして、サブテキスト!

So I hope you see that I would love to love you.
(わかれなきゃいけなくなってしまったけど、辛いけど、あなたがそうするなら、私はそれをサポートするわ、ああ!大好きよ!私のいとしいあなた!)

なんてこっ恥ずかしいんだ!でもこういう心境なんです!

ーリファレンスをとるー

楽しい楽しいリファレンスタイムです。
ご覧のとうりミシェルはスカートと髪の毛が特徴的です。スカートはいてるときってスカートはいてる動きになるじゃないですか。座ってるだけだって言ってもスカートはいてるほうが雰囲気出ると思って。

私ちょうど、女子だし。私丁度髪の毛長かったので。丁度いいと思い、結婚式に着たドレスを夜中の9時ごろ引っ張り出してきて、スッピンに素足に派手なドレスというわけわからない格好でリファレンス撮影に挑みました。なのでとても見苦しい格好ですが許してください。

一番最初のが一番気に入ってて、そして、その他好きなニュアンスやポーズや表情があったものを集めています。

今回は前回みたいにリファレンスに全て沿うというよりは、ベイマックスのリファレンスを見せてくれたときに言ってたようにアイデアとか好きな雰囲気とかニュアンスに注目してやってみようかな!と思いまして。

大方一番初めのリファレンスに基づいているのですが。結構雰囲気とか、ショットの内容を最重要にしてブロッキングしていくことにしました。


ーブロッキングー


さて、ブロッキング始めたんだけれど、ブロッキングする時間が足りず途中からめちゃくちゃ中途半端になりながらもこちらを提出しました。(授業始まってから1時間ちょい、他の生徒の講評を聞きつつ作業してました。笑)




ちなみに、FKIKどっちがーとかよく言いますが、今回は手をどこかについたり乗せたりが多いのでどちらもIKでやりました。FKがよいかIKがよいかというのは、ショットにもよるし好みにもよるので、このショットはどうやったら一番効率がいいか?というのをショットをアニメートする前に考えて決めるのが良いと思います。


ー先生からのフィードバックー

また箇条書きで先生からのフィードバックを

ー凄く雰囲気がいいね!
ーしかし、アニメーションにもっとサブテキストを入れよう、歌詞をそのまま歌ってるだけみたいになりつつある。
ーサブテキストが感じ取れるよい瞬間はたくさんあるのでそこをプッシュしていこう。
ーたとえば最初のところで、相手が恋しい感じというけど、いま体が部屋の方を向いてるのでそこまでのパッションを感じない。
ー窓に身体を向けて窓に手をついているとか、なにかしら去っていく彼を見つめているというのを強調したほうがいい、1フレーム目でグッと来るかんじにしよう!(ちなみに何もこちらはいってないのに、彼が去って行ってるのを見つめているというのをわかってくれたようでそれは良かった!)
ー髪の毛をすっとやる動きすごくいいから、そこをもっと強調しよう。
ーCheesy(チープでありがちな)になるかもと思うけどそういうのは大抵上手くやればよく見えるんだ。ちょっとcheesyと思うかもしれないけど、このショットには合うよ。(たとえば窓に手を置いて相手を思うポーズとかそういうの)
ー(最後の3秒ぐらいは私も授業始まってから人の講評見ながらつけてたブロッキングなので超やっつけなのですが。)ここで上をみちゃってるけどせっかく恋人とのコネクションを前半で演出しているのだから、ここでまた彼が居た方向をみるなどして全体につながりをもたせたらいいのでは?
ー写真をプロップに使うのは凄くいいアイデアだ!
ーグッと写真を胸に引き寄せるのもすごくよい!
ー全体的にさっき言ったサブテキストをプッシュしよう!


とのことでした!うんたしかに!最初の部分はとくに歌うだけみたいになってしまっているし。もっともっとプッシュできそう!

一つ目のショットは8週間かかってしまったけどあと4週間で2倍の長さなんだけれど終わるんでしょうか?でも、このブロッキングの反応は最初のショットのブロッキングを最初に見せたときよりも良かったので好スタートかなあ?

さて、今日ももうまぶたが重いので寝ましょー!


Happy Animating!


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2015年3月31日火曜日

Anim Squad 第7・8回 「講評」課題01

どうもこんにちは!みゆきです!

AnimSquad7週目と8週目の先生からのフィードバックのまとめです!

今回はリップシンク含めフェイシャルについてのことが大めです。



箇条書きで!

ーリップシンクのポーズが一つに留まらずにどんどん次に流れていってしまう感じなのでもうちょっと一つの口の形に留まるようにしよう(ボディと同じようなこといわれてる!)
-Youの間ずっと同じ口の形をしてるからUにむかってもっと口を細めた感じにすると良いかな。

こういう感じですねYOU!

ー右目と左目のバランスをしっかり考えて。

左目と右目で白目の見え方がちがっていました。こういうのをやるとバランスが悪くなることが多いから気をつけましょうということでした。あと目の形ももうちょっと綺麗に。

ーああ、あと最後のフレームの髪の毛形もうちょっと良くしようね。
左のほうが良い髪の毛のポーズ




そして、上記フィードバックを踏まえリップシンクをもうチョイポリッシュしました。髪の毛なんかもちょっとゆらゆらさせて。顔のディテールも入れて。
8週目に提出したのがこちらです!



ーVersionの部分のリップシンクが少ししっくり来ていなかったのですが。たぶんVersionのonがちょっと強すぎるのじゃないかということでした。
-それから最後の数フレームで静止してしまうので、最後にkeep alive(完全に静止させず微妙に動かす)するか、数フレームカットしてしまえばいい。
ーでも、あとはほぼオッケー!



だそうです!とりあえず一区切りですかね。まだまだ良くできるところはあるのでしょうが。ちょこっとだけ直して次のショットにGOします。8週目では次のショットのブロッキングも見せたのでそれについては別の記事で!

では

Happy Animating!


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2015年3月28日土曜日

Anim Squad 第5・6回「講評」課題01

色々と忙しく更新が遅れてしまっていますが。

5回目と6回目の授業の講評をまとめてメモしておきます。

4回目ではちょっと動きが多すぎてポーズに留まるという事を意識してといわれました。


こちらが5週目に提出したもの。

ー前回に比べてコントロールできてる感じになっている。
ービートがもっと明確になってきている
ー前とくらべると指を刺す(ポイント)が一つのビートとして確立されてる。
ーeveryone says aboutのあたりのアークが大きすぎてうるさいので、その後に来るポイントのよさを殺している感じになっている。もちろんアークを意識して欲しいがもうちょっと抑えよう。

アークの話ですがいま、大体こういう感じで大きなアークを描いています。ですがそれが大きすぎる為その後のYouのところのポイントが目立たなくなってしまっているため、アークを抑えましょうということでした。参考までに6週目ではこういう感じに

ーYouとポイントするときにアクセントをつけるためにドラッグとオーバーシュートを入れたほうがいい。

基本原則のオーバーラッピングアクションとかフォロースルーの概念ですね。

ーポーズからポーズに移るスペーシングがショットを通して同じものばかりにならないようにしよう。
ーHome Schooledのあたりで結構動いているけどあまり動かない方がいい。その方がjungle freakのところでもっとアクセントがきいてくる。
ー同じ理由でWho's less hotのところの動きが大きすぎる。一度下に下がるけれど。それをなくしてシンプルに次のポーズに移行したほうがよい。


6週目で直したのですがこういうことですね。5週目のやつのほうが。動きが大きいです。


-Of meのところのアークがちょっと大きすぎる。綺麗なアークを君が意識しているのはとても良いことなんだ!だけどアークを見せようとしすぎている感じがする。アークをを観客にみせるというよりも、感じる程度に。もっとシンプルに。そして、そこをシンプルにすることによってMeのポーズにもっと早くいけるだろう。

ーただポーズはすべてとてもよいものなので、そこを大事にしてどんどん良くしていこう。
-来週あたりには必要なピースがすべてそろいそうだ。

ー目を閉じているときのポーズをもっと気をつけよう。目を閉じてるときのポーズはアピールを特に気をつけるようにしている(先生が)。




 

で、こちらが6週目です。
リップシンクもしっかりやりたかったんですが全然間に合いませんでした。。目の辺りをもうちょっときれいにして、それから、先週言われたことに気をつけて直してみました。

では先生のコメントです。

ーいいね!一つだけ言うとすれば(でこれを言った後にめちゃ色々言われたんですけどね。ひとつじゃないじゃん!)JungleFreakの移り変わりと。Of Meのところの移り変わりが同じ感じになっちゃってるね。JungleFreakのところで頭をちょっと動かすなりなんなりして、OfMeの雰囲気と変えたほうがいいかもしれない。

ーYouのところでオーバーシュート入れたのはいいんだけどちょっとやりすぎたね、もうちょっと控えめに。
ーこのオーバーシュートを成功させるためには腕や手のことだけを考えていたらダメだ、上半身全体がどういう風にかかわってくるかをしっかり考えよう。

ーLessのところの首の動きがちょっと遅れてる気がする。Lessって言うときにちょうど動くくらいがいいんじゃないかな?

ーMeの部分もっとシンプルにできるね。ここの動きのはじめで
こういう動きをするのかな?という風に思ったんだけど、実際には中間部分で一回止まる感じになっちゃってる。上記の画像みたいにスムーズに次のポーズに行くようにしよう。首の根元を良く見ると真ん中らへんで一度スローになっている。それが原因でA-Bのポーズのあいだにまた別のポーズがあるような感じになってしまっている、

ーおなじMeの部分でもっと早く手を上に持ってこよう。下に一回下げちゃってるから動きが凄く大きくなっている。

ーMeの最後のポーズ手をもうちょっと胸に押し付けるような感じにしたほうがアピールがあるんじゃないかな?
7週目では右の感じになりました。

フェイシャルのクリティクもちょっといただきました。

ーWho's LessのところでいいSquint(目を細める表情)になってるのだけどすぐ開くでしょそのままの表情を保った方がいい。
左の2つみたいな感じなんですが。すぐに右の目を開いた表情にいってしまうのですが。それが忙しいということでした。

ーYouとFreakのあたりがほぼ同じような表情になってしまっているから。違いをつけよう。大きな違いとかじゃなくてもいい。片方がもっと目を細めてるとかそれくらいの小さな違いで。
ほんとーだーー!同じような顔してた!

その他口の形目の形こうした方がアピールが出るみたいな話を少ししてくれました。





とこういう感じでした!

何度も繰り返し言われていますが。ショット内でのポーズ、タイミング、スペーシングの対比をすると言うのはとても大事なことですね。たとえば、一番重要なところで大きな動きをしたら他の部分は控えめにするなどのそのショット内でのバランスというものを良く考えてアニメートしていかないといけないということですね!まあ、難しいんですけれど。



6週目では次の課題にやりたいかなーと思ってるクリップを提出したのですが。
ミュージカルのクリップにしました。
だってせっかく先生ディズニーのひとですしね。ここぞとばかりに歌のクリップ。

「ミュージカルかあ!!I already love it!!!」みたいに言われたけれど。

もうちょっとサブテキストがあるやつがいい。言ってることが直接的過ぎないクリップか、をちょっとさがしてみるといいかも、舞台っぽいのよりは映画向けミュージカルなやつ?

ミュージカルっていうのは、歌っているときにサブテキストが隠れているパターンと。
歌っているという行為でサブテキストとか心中を歌うみたいなのが多いのですが。
今回選んだやつや。

I think I like it! と自分でそう思うと言っちゃっているので直接的過ぎるかな

といわれたので来週までにもうちょいミュージカル漁ってみようかと思います。

ちなみに提出したのは
アダムスファミリーミュージカルのPulledという曲で

"I'm being pulled in a new direction, I think I like it! I think I like it!"

って歌うやつなのですが。I think I like itって思ってることを言っちゃってるからなあ、もうちょっと遊べるクリップ探しておいでということでした。


もう明後日8週目の授業だよー!早いなあ!

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2015年3月4日水曜日

Anim Squad 第3・4回「講評」課題01

どうも!AnimSquadの経過メモです!
間が空いちゃったので2週間分。

いやー本当に学んでます!凄い楽しい!仕事がクランチで忙しいけど。まあそっちも楽しいのは別で書くとして。

さて、三週目に提出したブロッキングがこちら。



先週分のフィードバックでは
Youのところにその指を指すポーズを持ってきちゃいなよということだったのでもってきて。その他ポーズをもっとプッシュしました。

全体的なフィードバックとしては。

ーフレーズが凄いはっきりしてよくなってる。

-Less Hot Versionって言ってるときのポーズがちょっとしっくりきていないね。

ー後ろに下がり過ぎなんだと思う、ここで後ろに下がってまた最後に後ろに下がるでしょ?前にも言ったけど同じことの繰り返しをしてるからつまらなくなっちゃう。
ーしかも、ここで後ろに行かないようにすれば、Meというときに後ろに行くためのスペースが作れる。

ーポーズをプッシュする過程でまたちょっと大げさに動きすぎちゃっているので、それを抑えよう

ーJungle Friekのところのまっすぐのポーズいいね。
(大体ポーズにはArc(そってる感じ)が大事なので、そうしがちですがメリハリをつけるためにこういうストレート(まっすぐ)のポーズは大切)

と、まあまた細かいノートをもらって来週にとなってそれが今日だったのですが。

今週はこれを提出しました。



今週はボディの方はもうスプラインにしちゃってみたのですが、なんだかメリハリが無くなっちゃって、動きすぎちゃって、気に入らない感じになって何度も直して、ブロッキングに戻ったりして、キィー!!みたいになっていたんですね。(あとステップモードでブロッキングに最近慣れてなく、右往左往してたのもありました。)で、絶対だめだしされそう!と思いつつ授業だったのです。

取り合えず第4週のフィードバックです。(もう3分の1ですねー四週目って)

ーポーズがとてもよい!全部良い!(これはやったー!)

ーでも確かに君の言ったとおり、動きがちょっとふにゃっちゃってるね。

ーそのせいで、フレーズがちょっとあいまいになってしまっている。前回よりも。

ーたぶんブロッキングに入れた情報量が少なかったんだろう、そうするとこうなってしまう。必要な情報がないから、スプラインにしたとたん、どうすればよいか考えなくてはいけなくなってしまう。ブロッキングの時点で必要な情報をいれるように。 

ーでも、ポーズは良いから、動きすぎないことを気をつけて。とくに、指を刺してるポーズのあいだに動き過ぎないようにhold on to your pose(ポーズに留まれ?のような意味でしょうか?そのポーズ内で動きあまりガチャガチャ大きな動きをしないように。)

ー前後ろ右左の動き(XZのRotation)が多いけどそれを抑えてツイストをもうちょい意識すると良い。

ーless hot version のところと of meのところの移り変わりのタイミングがほぼ同じもっと違いをつけよう。

ー来週までにやること。ポーズは崩さないでボディーの動きをおさえ、顔に集中できるようにしよう。1つのポーズに留まることを恐れないで。アニメーターというのはいろいろと動きを入れがちだが一つのポーズに留まるということは大事だ。そして、フレーズをしっかりと保つことをわすれずに。それで、来週はフェイシャルについて話そう。


という感じでしたー!たしかに!確かにちょっとづつちょっとづつ良くなっては来ているものの。

スローなペースだなあ。

この調子だと今学期の間に2ショット完成は難しいかな?と少し思いますが。(たぶんこのショットが終わっても2ショット目は完成しないかも?)

そうそうスローなペースだと焦っているのですが。
「今週はもう4週目だけれど、時間を気にして焦ったりしないで、ここは学びの場だから色々と転んで失敗して沢山吸収してくれ」とのことでした。確かに焦ることはないですね失敗するために学びにきているんですから。せっかくのディズニースーパーバイザークラスのアニメーターさんの授業なので沢山沢山吸収しよう!実際ものすごく勉強になってるし。


ただ、これは本当に感じます。沢山やり直すという過程は今の仕事ではあまりないので、本当に色々と失敗を繰り返すことが勉強になります。なんというか、悩んで試行錯誤するという過程は成長には必要だなあと。そりゃ仕事でもやり直しももちろんありますが、ペースが速いのと沢山短い時間で仕上げなければいけない関係でここまで隅々まで色々と失敗してやり直す時間はありません。


因みに、私は最近スプラインでブロッキングすることが多かったのですが(たぶん前にアニメーションコラボレティブで取ったマイクさんの影響かな?彼は何でもスプラインでレイヤードスタイルでがんがんやっていくアニメーターさんだった。)。ディズニーではステップが主流みたい(スプラインでする人もデイリーではステップにとか言ってた。)そして、このコースの先生のマルコンさんは、ブロッキングでブレイクダウンをどんどんしていって、ほぼ2sになるくらいまでくらいまでやっていってしまうというやり方みたいです。丁度ブロッキングの記事を書こうと思って書いていなかったので近いうちに書こうかな?個人的にはここでステップのブロッキングを上手くできるようになったらまた、ショットへのアプローチの仕方の幅がグッと広がるんじゃないかな!と。

(2sとは日本語で言う2コマ打ち?ですかね?2フレーム枚に絵がある。という状況です。毎フレームの場合1sといいます。 トゥーズ ワンズ と読みます。)

面白いなと思ったのは。マルコンさんは「スプラインでどうにかしようとするのは大変すぎるからやめたほうがいい」と言ってたこと。前に取ったAnimation Collaborativeのマイクさんとは正反対ですね!彼はガンガンスプラインで全部やっちゃう人。「ポーズトゥポーズでどんどんブレイクダウンしていくのもメリットはあるけど後で直しが入った時を考えるとレイヤードアプローチのほうが直しやすいし楽」とマイクさんは言っていましたね。

何が正しいかとかじゃなく個人の好みやスタイルもあるようです。ただショットによってはこっちのやり方の方がやりやすい等あるので、守備範囲が広いのは良いことかなーとは思います。


というわけで今日もまた授業の内容でした。

もう1ショットやりたい台詞があるから頑張ってこのショット終わらせるんだーーー!


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2015年2月24日火曜日

Anim Squad 第2回「講評」課題01

さて遅れちゃって、もう次の授業もおわってるのですが。
今回はそこまで沢山書くこともないので、簡潔に。

さて、前回言われたことに沿って直して見ました。

とりあえず、大幅に変えたというよりは前に言われた4つのフレーズを強調するように意識して直してみました。
一番変えたのは、You! って言ってるときに凄い動作が沢山あったのを取り除いて。ポーズをぶっこんでみた!ということろでした。ただ、ぶっこんだポーズが、なーんか違和感あるなあーとおもってましたが、それは指摘されましたので来週までに直そうと思います。

で、こちらが直したブロッキングなのですが。




前よりもフレージングが良くなっていて、どこで(ビートが)変わっているのかがわかるようになっている。

メインに変えようねといわれたところはさっき言ったYouのポーズでした。確かにちょっと変かなあと思ったけど、やっぱり変だったみたい笑!

で、逆に指差してるポーズをYouの時点でもってきちゃってそのポーズの中でフレーズとか雰囲気をチェンジさせるというのを行うといいのでは?というフィードバックでした。

その他は、方向性は正しいしので、フェイシャルやポーズをプッシュしていくと言いということでした。

プッシュしていくといっても、4つのフレーズで表している内容をサポートしていく方向にプッシュしていこうということ。(よりアイデアをクリアにしていこう)

あと、Who's a less hot version(意地悪な部分)のところで、表情をもっと見下してる感じに変えたのですが、そこはいい感じだといわれました。

ただ、Jungle Freakという時にもうちょい意地悪になった感じにしたほうがいいというか、前のThey say that you areからもうちょっとDifferentiate(変える)するといいね。(今の状態だと雰囲気のチェンジがなんとなーく入っているけど、そこをもう少しクリアにということでした。)


その他は。いくつかポーズにDraw over(上から絵で書いてもらう)してもらって、よりよいポーズ案をもらいました。

というわけで、いい方向にむかっているので、来週までにどんどんプッシュしていこう!というのが、メインでした。


後で別記事をかきますが。
Big Hero6(ベイマックス)の担当ショットを参考にリファレンスの使い方、先生のリファレンスの扱い方などのレクチャーをしてくれたので、それについてもちょっとまとめたいと思います!


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2015年2月11日水曜日

Anim Squad 第1回「講評」課題01

どうも!

前回は授業にブロッキングを提出するまでの過程を書きましたが。今回は、実際に最初の授業でもらったフィードバックをシェアしていきたいと思います。


因みにこちらが提出したブロッキングですね。



因みに私が取っているセクションの先生はMalcon Pierceさん。ブルースカイスタジオなどを経て、現在はディズニーアニメーションスタジオでアニメーターをしていらっしゃいます。


それでは、彼からのフィードバックですが。

一番大きなことは、アニメーションがちょっとToo muchやりすぎ。といわれました。台詞が凄くエネルギーに溢れているので、逆にアニメーションでも同じように沢山いろいろやりすぎるとToo much.
しかし、このブロッキングにあるエネルギーや緊張感はとてもよいので、それをフェイシャルに当ててボディはもうちょっと押さえよう。

それから、ビートやフレージングというものをしっかり意識して、その違いをしっかりアニメートできるようにコントロールしよう。

というものでした。

ビートや、フレージング(フレーズ?)、これ私いつも結構うーん、と悩む事が多いのですが大事なことなんですよねー。プランニングの際にそこまで細かく分析しなかったところです。

どういうものかというと、そのシーンで起こることを小さなセクション分けにして考えるということだと私は理解しています(もし違ったら他のアニメーターさん教えてください!)

たとえば、この例だと。

1.怒鳴る(Do you know what everyone says about you?)
2. 説明する(They say that you are a home schooled Jungle freak)
3.嫌味に変わる(who's a less hot version)
4われに返る(of me!)

みたいな感じと言ってました。
ただ、ビートは2つだね、。とかビートは3つだね。とかいってたので。

大きな流れとしては。

1.ぎゃーぎゃー相手に怒る
2.われに返る。

三つのビートとしては

1、怒鳴る、
2、ちょっと落ち着く。(おこって怒鳴り散らさない真ん中の部分、このビートで相手に対して何かを説明してるんか?と思いきや、嫌味を言ってるというビート)
3、われに返る

という感じでしょうかね。

この辺をしっかり違いを意識して、アニメーションしなさい、ということでした。

つまり、プランニングでInternal Externalだったら全部Externalかなーと私は思ったのですが。最後の最後でわれに返って意識が自分に向く、Internalがあると良い。そこが抜けてるといわれました。

ただ、この台詞のトーン(というか雰囲気?全体通してネガティブ)は全体を通して1つしかない。と言っていましたが。その同じトーンの中でも、違う種類の抑揚のつけ方をしているのでそこをしっかりアニメートできるように。とのことでした。


その他箇条書きで言われたことを書きますね。

ー1フレーム目は良いポーズを心がけよう、アピールのあるポーズに。
ー最初の方。ボディのアップダウンが激しすぎる
ーなかなかエネルギーがあってよい。
ービートをしっかり把握しよう。
ーアニメーションのコントロールをしましょう
ーやりすぎ!
ーツイストを意識しよう(身体を捻じ曲げる)
ー指差すポーズよりも前にあるポーズが全て左右対称になりがち、もっと良いポーズを
ー普通は指を差すというのはCliche(ありきたりすぎる)な動作なので、避ける人が多いが。この指をさす動作は良いから、キープしなさい。
ーYOUって言う時すごく強い感じで言うから、そこにいいポーズを持ってきてホールドするといいかな?今の状態だとそこで瞬き沢山したりいろいろなことが起こりすぎてる。
ーThey sayのところで少しトーンを落とそう。そこからJungle Freakにかけて徐々にエスカレートさせると良い。
ー最後のMeのところ、すでに一度前に乗り出してくるというのをやっているので、また同じことをここでやるよりは、逆に後ろに下がったほうが良いのではないか。
ーだいたいなんかつまらないなあ、という感じになってしまう時というのは、同じショットで同じことを繰り返したりしてるときだ。
ー自分がどこに行きたいか(どういうアニメーションにしたいか)明確にビジョンをもってそこから脱線しないように。A
ー台詞自体に凄くエネルギーがあるから、やりすぎないように。台詞にサポートしてもらえるように(台詞とアニメーションでぶつかり合わないように。)



その他もまあ、細かい事もいろいろありましたが。ざっくりこういう感じでした。

最後に、何でも質問コーナーみたいなものもあったのですが。

その時

”ベイマックスでアニメーションをした際に何か大変だったことはあった?”

と聞いたら聞いた質問以上に素晴らしくインスピレーショナルな答えが返ってきたのでそれもちょこっと。

「自分は、プロジェクトごとにゴール(目標)を決めてる。それも、凄く何かに特化した目標。たとえば

ラプンツェル=色々な目の動きを試そう、こうだっていう目の動きの法則などにとらわれずに色々と研究する。

シュガーラッシュ=ショット内のエンターテイメントをプッシュしよう。どうやったら、シンプルにできるか、より少ないポーズでより大きなインパクトを与えるにはどうするべきか?

アナと雪の女王=体の傾き、ツイスト、リズム、人間の身体に気をつけよう。

ベイマックス=こうするべきと言うやり方から抜け出してみよう(たとえば必ずサムネイルを書いて、リファレンスをとって、ポーズをブレイクダウンして。などなど)なので、ストレートアヘッドでショットをアニメートした。(たとえば、それにより、結果が上手くいかない事もあったが、それを試したことで得たものの大きさには変えられない。)」

というように、映画ごとに小さな目標を決めているようです。そして、毎回それにより色々な発見、成長に繋がるといっていました。

そして、これを学生に当てはめた場合。

「俺は今からやるショットを最高の超凄いショットで凄いアニメーションにする!」

といった大きすぎて具体的ではない目標を立てるのではなく。
ショットをアニメートするときに。

「今回このショットでは目の動きを気をつけよう。」
「手の形を凄いものにしよう。」
「アピールのある表情」
「ポーズをプッシュしよう」

などなど、何かに絞った小さい成長するための目標を立てることをお勧めする

と言っていました。

そうやって目標を絞ると、達成しやすいのです(なぜならできる範囲の目標だから。)

なので

「最高のショットに!」

とかではなく

絞る!

のが大事ということですね!



というわけで、書いてたら自分が言われた事もだんだん頭で具現化することができて来ました。やっぱり、役に立ちますね。人に向けて情報を発信するということは。

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AnimSquad 第1回「準備①」 -課題01-

どうもこんにちは!

さて、今日授業初日だったのですが。
これからAnimSquadで学んだことを残す形でブログに書き綴っていこうと思います!

ちなみになんと最初の授業でもうブロッキング提出なんですね!(他の学校だとプランニングや音声選びもクラス内でやることもおおい)これは時間が有効に使えていいですね!

とはいえ受けているクラスがエキスパートクラスで、私はプランニングも最近はそこそこ慣れてきているので時間短縮でよいと思いましたが、アニメーションやり始めの私だったらそういうのも授業でやってほしいと思うかと思います。ま、いつも言っていますが人それぞれですねー!


さて、というわけで

もうブロッキングまでやって提出したのですが、まずは最初の課題でやったプランニングから記録しておきます!そして、こういう事を考えて提出にいたり、提出した後に先生からどういうフィードバックをもらったか、などもみれていいかなーと思ってかなり詳しく書いています!

失敗などもつつみ隠さずに!

まあプランニングの一例として見てもらえればと思います!

1.サウンドクリップ選び
学校であり、課題ですので、自分でどっかからアニメーションに使うセリフを選ばなければなりません。(サウンドクリップの選び方についてはこちらを参照)というわけで、色々なサウンドクリップを漁ってはいたのですが、最終的に前々からアニメートしたいなあと思っていて、「アニメートしたいサウンドクリップフォルダ」に保存してあったクリップを使うことにしました。

(私は普段から、おお!これいい!アニメートしたい!と思う物をフォルダに集めています、まあ長いことアニメーションの学生やっていると、課題ごとにいくつもサウンドクリップを見つけるので、あの時いい!と思ったけど使わなかったクリップもたくさんあるのです。なので今回は探しては見ましたがなかなか納得いくクリップが見つからず、前に集めてあったものから使うことに。)


そして選んだクリップはこちらです。



この動画の1:20あたりに出てくるのですが。

選んだ部分は
こういうセリフです。

"Do you know what everyone says about you? They say that you are a home-schooled jungle freak who's a less hot version of me!!"
(あんた、皆になんて言われてるか知ってる?あたしより魅力が劣ってるバージョンのホームスクールのジャングルフリークって言われてんのよ!)


このセリフを取ってきた映画の設定ではセリフを言われてる方のキャラが、アフリカ育ちでホームスクール(学校へ行かずに自宅で教育をうける)で育った子なのでこういう言い方をされてるのですね。

ジャングルフリークってのも調べてみたら毛深いとかそういう意味らしいですがアフリカ帰りなのでわざとそういう事言ってるのでしょうね、これに続くセリフでもその毛むくじゃらのなんたらかんたらー!って叫んでるので。

2.セリフを読み解き分析をする

さて、セリフをよく聞き何が重要か、などを明快にしていきます。

で、この何が重要なのかを明快にするためにアニメーターはセリフのサブテキスト(subtext)というものに注目します。

サブテキストとは、そのセリフを言っているキャラクターの本当に言いたいこと、とかその意図です。

(サブテキストについて、カナダでアニメーターをしているノリさんのブログがとてもわかりやすので読むのをオススメします!)

例えばこのセリフ、彼女は相手が毛むくじゃらだとか、ホームスクールだということを主張したいのでしょうか?相手に周りからなんと言われているか教えてあげたいのでしょうか?

違うと思います。

なので私はサブテキストを書いてみました。


青い文字がサブテキストなのですが、日本語にするとこんな感じかな?

「黙れこのクソビ◯チ、マジでムカつくんだよコンニャロ、何様だとおもってんの?私のがあんたより何倍も上なんだファ〇キュー!」

と汚い言葉も入っておりますが、つまりもう相手がムカついてムカついて仕方ないので取り合えずなんか嫌味でも言ってそのムカついた心をどうにかしたいんですね!もうブチ切れたんですね!早い話が!相手が毛むくじゃらだどーだ、とかそう言うのはあまり重要じゃないんですよ。

でここでキャラクターの置かれている心情なんかが把握できました、

次に音に気をつけてみます。

緑色でbreatheと書いてありますが、息継ぎが聞こえたところをメモりました、アニメーションつける上でどこで息継ぎしてるかとかは重要だからです。

そして赤色で何やら変な形が書かれていますが何となく音の強弱というか、しゃべっているエネルギーの上下を目で見てわかるように表してみました。

同じセリフでも強弱のつけ方でだいぶ印象も変わるので、使うセリフの強弱や息継ぎをインプットしておくのは私の場合リファレンスとるときに重要です。

またセリフを喋る上でののinternal/external(インターナル/エクスターナル)というものに注目します。

今回は実はセリフを言っている間ずっとExternalというチョイスをしたのですが

大体人間は普通に人と喋ってると、意識が自分(内側)に向かっている時、相手(外側)に向かっている時、とあります。人としゃべる時は大体言葉を選んだり考えながらしゃべるので、普通に喋ってる時はこのインターナルエクスターナルが交互にきたりするのでどの部分で切り替えをするのが自然かな、というのも考えておきます。

しかし、今回の課題で選んだこのシーンは、めちゃくちゃ怒ってて頭に血が上ってる状態なので、喋ってる人間の意識は相手に一直線だと思いましたので、今回はそれはメモらなかったです(切り替わらないのでメモる必要ないかなあと)(いつもはチョコチョコっとここで切り替わる等メモります。)

そして、フレージングとか、ビートとか言うものを明確にします。まあ、何が起こるかなどをセクションわけにするというやつですね。後で講評の記事で書きますがここがちょっと弱かったです。



3.環境の設定をする。

さて、自分のアニメーションをするショットの環境も決めなければなりませんね。

今回はバックには色々セットとかおかずにシンプルなアクティングショットにするつもりですが、設定としては大学で授業が終わった後というのを想定しました。

ムカつく相手とこの場面の前に喋っていて、そんで教室からでて建物の外に出たときにブチ切れた、という事にしました



4. だいたいどういうショットにしたいか決める。

ただ単にプロップ(小道具)を使いたかったというのもありますが。最初に怒りまくって持っていたノートブックを地面に叩きつける、という流れでやろーかな、と決めました。

ショットのコンポジションは最初キャラが遠くにいて怒りながら歩いて近づいてくる、というかんじで大体のサムネイルを書きました。

後述しますが私はサムネイルが苦手なので。。サムネイルを書きました。といってもホントこのレベル笑、、笑わないでくださいね。




あとは実際にMaya起動させて、カメラを配置して動かしてみてこんな感じがいいかなーと試してみます。



5.リファレンスを取る。

で、やっとリファレンスを撮ります!カメラのアングルは大体決めたので、なるべくそれに合わせるようにします。小道具もちゃんと持ちます。

今回はやらなかったけど、女子の時は気合いれて私はメイクすることも多いです!笑(普段スッピンのくせに)

音声リピートにして一緒に喋ってやったり、台詞を覚えてやったり、色々やってみます。

で、とったリファレンスから幾つか良さげなのをまとめてみたのがこちら。
(恥ずかしいですけどね!アニメーター皆やってることだしね!)


先生に相談してみたところ、01の一番最初のが一番いいよ!っていわれて冷静になってみてみたらうん、確かにわざとらしすぎず、いいニュアンスのいっぱい入ってるなかなか良いリファレンスでした。



最初は02に入ってるやつがいいかなあとか考えていましたが。改めて見ると先生が言ったやつは確かによいリファレンスですね。

結構そのまま使えそうなので今回はリファレンスはこれだけ使うことにします。

使うことにしたリファレンス↓


6.サムネイルなど

リファレンスを研究しサムネイルにします。しかしながら私実はサムネイルというのがあまり好きではないのです、、おほほ。



サムネイルを描くときもあるのですが10回に1回くらいの割合ですかね。その代わりよく音を聞いて、自分で何回も動いてみてタイミングをとるというのが多いです。そしてリファレンスを横に開いておいて常時チラ見という感じで。

なので今回はサムネイルを書きませんでしたとさ。あ、先ほどのサムネイルはショット決めのサムネイルで、リファレンスを研究してポーズごとにサムネイルを描くという工程をやらなかったという意味です。(絵で描くより3Dでポーズをつけたほうが私の場合楽というのもあります!と言ったけど描いたほうが楽なショットも確かにあるのでショットによって、気分によってと言う感じ?)



それでは! ブロッキングは第一回準備②の記事に続きます。









2015年1月28日水曜日

プランニング

今日はプランニングのお話、というのも、この後、私のAnimSquadの課題のプランニングのレポートを書こうと思ってたのでその前にまず、プランニングとは!ということを少し。

さて、自分のやるショットが決まったら。まず何をするのでしょうか?ブロッキング?いいえ違います。先ずは、プランニングです。まあ英語でプランニングプランニング、言ってますが。プランを立てるということですね!

実際にコンピューターでアニメーションを始める前に今からやるショットの方向性を決める。いわば図面みたいなものでしょうか?

どのようなActing Choice(演技のチョイス)をするかというのも、この時点ではっきり決めておきます。

さて、それでは。プランニングに必要な事をいくつかあげていきましょう。
因みに、何をこんな経験も浅い私が偉そうに、と思うかもしれませんが!心配後無用!全部ガチで偉くて凄い人たちの講義や、その辺の本を読んでまとめたメモですので、これは鉄板!のはず!!

では行きます!

1.ショットを理解する。

ーそのショットで一番大切なことは何かを理解する。(仕事や映画の場合は映画の中でどのシーンなのか。また、そのシーンで観客に伝えなければいけないことは何か。)

ーキャラクターを把握する(自分がアニメートしているキャラクターの性格、バックグラウンドなどなどを理解する必要があります、これが、課題などの場合、自分でキャラクターの歴史や環境性格などを作り上げなければいけないので少し大変ですが、仕事などの場合はもうすでにキャラクターの設定などあるでしょうから、いったいどんなキャラクターであるかというのを十分に理解する必要があります。
)

ーそのショットがストーリーの中で、またはシークエンスの中でどのような位置にあるのか理解する。(他のショットとの兼ね合い、または映画の中でどういう位置にあるかというのを理解することは、どのようなアニメーションがそのショットに求められているかという事を理解するのに役立ちます。)


ーそのショットで観客に見せなければいけないものは何かを理解する。(たとえば母親が怒って部屋を出て行ってしまうというシーンだった場合。母親が怒る、という様。そして、部屋を出て行ってしまうというのは必ず必要というのはわかる。)

ーショット内で何かと接触する等あるのか(3Dの場合、何かをもったり、接触したりはコンストレインなどの関係で上手く最初にプランしておいた方がやりやすい。)

ーどれくらいの時間があるのか(自分のやるショットに与えられた時間がどれくらいかというのと、自分のできることを考え、それで最高の状態を締め切りまでに出せるようにしよう。)

ーストーリーボード(日本で言う絵コンテ。ここにも、そのショットに重要な情報があるので。そこから、一連の流れを把握)

ーダイアログ(台詞の音源。アメリカの場合はプレスコ方式が多いので、台詞のあるアニメーションをやるときはもう俳優の台詞が録音されていることが多い。なので、それを良く聞く。そして、研究し、声の抑揚などをチェックしてどのようなアニメーションが適切かをプランしていく。)


2.実際にショットの詳細を組み立てる(サムネイル、リファレンスなど)

ーサムネイル(絵の描ける人は、サムネイルがお勧め、小さく書いたキャラクターの動きや、一連の流れを書き出しておくことでアニメーションをする際の指標にする。)

ーリファレンス(実際に自分を撮影、またはオンラインなどで拾った実写の動画を参考に、動きや、ウェイト、または演技の参考にする。取ったリファレンス一つでいい場合も、色々参考にする場合も場合によりけり。)

ー実際にうごいてみる(とりあえず体を動かしてやろうとしてる動きをしてみましょう、できる範囲で)


と、こんな感じですかね!まあ、なんとなくアニメーションつけるんじゃなくてちゃんと理解してからつけろよ!ってことです!この、プランニングをしっかりしないと、ブロッキングがだめになります。ブロッキングがダメだと、いくらポリッシュしても良いアニメーションにはなりません。

ということで、コンピューターでアニメーションをつけ始める前のこの段階はとても大事ということですね。


ちなみに、私は大学時代ミュージカルが副専攻だったのですが。その当時沢山演劇関係の授業を取っていたのですが。その時に先生がシーンを演じる前にやることとして、生徒に与えたCharacter Analysis(キャラクター分析)の質問が、アニメーションのショットをやる上でも大変役に立つのでシェアしたいと思います。

調べてみたところによると、 Uta Hagenさんという演劇の教師でもあった女優さんの定説した、キャラクター分析のやり方だそうですが。これをアニメーションのショットをやる前にやるとかなりキャラクターの像が見えてきます。(特に学生の場合、課題でアニメーションをやるときなどは、もともとキャラクターが居るわけではないので、こういう分析をすることでより、リアルなキャラクターを作ることができます。)

この6つの質問に答えるだけでだいぶキャラクターに現実味が出てきます。


Uta Hagen’s Six Step Analysis
Uta Hagenの6ステップ分析

1. Who am I?(私は誰か?)

  •  What is my state of being?(私の今の状態は?) 
  •  How do I perceive myself?(私は自分自身をどう思っているか?)
  •  What am I wearing?(私は何を着ているか) 


2. What are the Circumstances?(どんな状況(環境)か?)

  •  What time is it (the year, the season, and the day?) What time does the scene begin?(今何時だろうか?(何年?季節は?どんな日?)どんな時間にこのシーンは始まるのか?) 
  •  Where am I? In what country, city, neighborhood, building, and room do I find myself? Or in what landscape?(私はどこにいる?どの国?町?地域?建物は?どの部屋に居るの?または、どんな地に?) 


 3. What are my relationships?(私(と)の関係は?)

  •  How do I stand in relationship to the other characters in the scene?(私はいったいこのシーンにいるほかのキャラクターとどのような関係なの?) 


 4. What do I want?(私は何が欲しいのか)

  •  What is my Objective?(何が私の目的なの?) 


5. What is my obstacle?(私の障害は?)

  •  What is in the way of what I want? How do I overcome it?(どのようなものが私の欲しいものの邪魔になっている?どうやってそれを乗り越えるの?) 


6. What do I do to get what I want?(私が欲しいものを手に入れるために何をするのか?)

  •  What actions do I employ to achieve my objective? Do I get what I want? What do I do when I get or don’t get what I want?(どのような手段を使って私の目的を達成するのか?欲しいものは手に入れられるのか?欲しいものが手に入った時、または手に入らなかったとき私はどうするのか?)




と、こういう感じです。これをすらすらーと答えられると、自分の中でそのキャラクターを少なくとも理解ができていると思います。また、このObjective(目的)とObstacle(障害)は映画の単位で、シークエンスの単位で、ショットの単位でも存在するものなので、そのショットごとのキャラクターの目的はなにか?という事を明確にすると、いったいどういう感情なのか?なども理解しやすいです。



因みに絶対にサムネイルを書け、とか、リファレンスをとれ、とか色々とありますが。人によってはリファレンスの使い方もさまざまだし、コンピューターをつかう3Dアニメーターには2D時代と違い絵がかけない人も沢山居ますので、どういう仕方でプランニングをしていくかは人それぞれです。ディズニーでジーニーをアニメートしたりで有名なエリックゴールドバーグなんかは、「俺サムネイル嫌いだから、プランはでっかい紙にでっかく書いて決めるんだ!」と言ってましたし。プランニングの仕方は十人十色!でも、共通しているのは、しっかりとショットの内容を把握し。何故どこでいったい何が起こるのか、何がこのショットで重要なのか、等をはっきりアニメーションしだす前に計画しておくということです。

ただ、学生のうちはやれと言われたことすべてやってみるといいです。なぜならやってみない事にはそれが自分にあったやり方かどうかわからないからです。



というわけで、プランニングのお話でしたー。


ショットを完成させるまでの流れに戻る




2015年1月11日日曜日

サウンドクリップを選ぶときに気をつけること

さてさてAnimSquadは来月からなのですが、すでに沢山オンラインのレクチャーを見たりする事ができるので今日のレクチャーからのノートです。

まず、日本だとアフレコ方式が多いですし、あまりやらないかと思うのですが。
アメリカのアニメーションはプレスコって言うんですか?先に役者の台詞を録音してそれから、アニメーターがその台詞を聞きアニメーションをつけるというやり方です。

なので、生徒もその練習、またはそれをデモリールに載せるために。アクティングショットの練習として。映画やドラマから台詞をもって来て、そこにアニメーションをつけるというやり方をします。

Googleで animation reel とか入れると沢山学生のリールが出てくると思います。

さて、学生である場合(またはプロでも、こういう形で台詞を引っ張ってきてリール用のアニメーションをやる場合)どんな台詞をアニメートするために選ぶかというのは結構重要になってきます。

で、これは英語のサウンドクリップの場合の話ですので、日本語だとまた違ってくると思います。(ただ共通するところもあると思いますし、日本でもプレスコ式でやるところもあるかと思いますので少しは参考になる部分もあるかな?)


ということで、レクチャーからのメモです。


ー自分がやりたいことを明確にしてから選ぶこと。ー
どんなショットをやりたいか明確にしてからサウンドクリップを探しましょう。男性をやりたい、可愛い女の子をやりたい、ロマンティックなシーンを、怒ってる人を。などなど色々とやりたいことがあると思いますが。多くの人は、取り合えずサウンドを選んでから、どーしよーっかなー。とアイデアを考え始めますが。最初にやりたいことを明確にしてから、それに会いそうなサウンドクリップをあさること!

ー避けた方が良いサウンドクリップの例ー
ー超有名作品:超有名作品は皆知っていて、皆その映像が頭の中にあるので、どうしてもそっちの方を見てる人が考えてしまうのでお勧めできない。超上手くアニメートできればいいのだろうが、どうしてもハードル上げちゃうのでお勧めしない。

-アニメーション作品:同じ理由でアニメーション作品はもうすでにアニメーターの技術でアニメートされているのでお勧めしないのでそういうところからサウンドクリップを取ってこない方がよい。

ーとても、ドラマティックだったりシリアスなシーン:こういうシーンはディズニーみたいなところで、超スキルのあるアニメーターが超素晴らしい監督のガイドの下に超使いやすいツールと超いい環境で作っても数ヶ月かかったりする。難しいシーンだ。挑戦するなとは言わないけれど、学生としてはハードル高すぎなので避けた方がよい。

ー映画の一部としてはとても良いが、そこだけ持ってくると意味がわからないシーン:映画のワンシーンとしては全体の一部として意味の成り立つ素晴らしいシーンでも、今から課題としてやるシーンはデモリールに乗せるものだという事をよく把握しておかないといけない。というのも、デモリールはせいぜい100-300フレームくらいの短いショットの中で意味をなさなければいけない、2時間とかの映画の中でとても良いシーンだったとしても、デモリールのなかの数百フレームで意味がわからなければリールようとしては良くないサウンドクリップだ。

(さて、超有名映画のシーンの話ですが。アメリカ人はホントよく映画を見ます、アニメーション業界の人ならなお更です。なので、有名映画から台詞をもってくると、ん?これはあの映画のあのシーンだとわかる人は超多いのです。なのでそういうのを選ぶときは気をつけましょうということですね。日本語だと、日本映画やドラマですかね?でも、日本の場合はアニメとかから引っ張ってきても、それはそれでよいかも知れないと、個人的には考えています。基本リミテッドアニメーションが多いので、フルにアニメーションする際でのあのシーンが残っちゃってという弊害にはならなそうという理由と、アニメ作品めちゃめちゃ多いのであまり知られてないアニメから引っ張ってきても知らない人もそこそこいるのでは?という理由です。私はちょっとちゃんと日本語のリップシンクなんかもやってみたいなあと思って、まだきちんとやったことはないのですが。英語と日本語だとボディランゲージなんかも違うので面白そうです。おっとっと話がそれた。)


ーお勧めなサウンドクリップの例ー
ー数百フレームの中できちっとオチがあるというか、最終的に綺麗に内容が終わるクリップがおすすめ。(先ほどの映画の中では意味をなすけど、というのの逆ですねクリップ内で綺麗に意味がわかる内容のもの)

ードラマとかお勧め:映画だとやっぱり知られているのもおおいけど、ドラマにも目を向けてみると話数も多いしかなり選べる幅が広がるし。最近のHBOとかドラマにしては映画クオリティのものも多いし脚本も面白いのが多いのでお勧めである。

ーリズム感がある:台詞にリズム感があるものがよい。早口でしゃべったあとに、ゆっくりになるなど、変化が見られるものはおもしろい。

ー生きている人間であると感じられる台詞が良い:すべてパーフェクトにしゃべっているものより。ハ!!とかフゥーとかのため息が混じっていたり、どもり気味になっていたり、人間がしゃべっているというのを感じられるクリップを選ぶとよい。


ーこれは一意見だというのを心においておいてー
ー色々言ったけど、これはあくまでも1意見だよ。絶対ってわけじゃない。




と、こういう感じでした。この辺はアクティングの練習に使うクリップを選ぶ歳に気をつけると良いですね!日本のデモリールだとそんなに見かけませんが。アメリカだともう皆やるので、ある意味、つまんないサウンドクリップや、誰かがすでにやったことあって有名なクリップ(上手い学生のリールは結構皆見たことがあるので)とかは避けたほうがよい。みたいな背景もあるのですけどね。



というわけで、今日のノートからでした!

2015年1月10日土曜日

リファレンスについて

リファレンス(reference)

リファレンスについての話です。

そのままの意味は「参考にするもの」的な意味ですが。アニメーションでいったらアニメートするために動きや演技の参考にする動画などを言います。

どこの学校でもそうだと思うのですが、アニメーションを教える学校は大体最初は基礎中の基礎ボールバウンス(弾むボール)から教えます。わたしの学校では作品提出時にかならずリファレンスも提出しなければいけませんでした。(しかも自分で撮影したものでないといけない) 

じゃあ今でも、ボールバウンスのリファレンスを毎回自分で撮影するか?というとそうでもありません。ボールバウンスはもう基礎を把握しているので、何も見ないでもそれなりに作れます。ただそれが特殊なボールという指定があればチラッとYouTubeで「こんな感じか」と言うのを確認するかもしれませんが。

じゃあ、なんでわざわざ私の学校で自分で撮影したリファレンスの提出を求められていたかというと、単純にリファレンスを撮るというのは大事であって、撮った方が撮らないよりも時間の短縮になることが多いので、そのプロセスを生徒に教えるためです。

ともあれ、現実に存在する物理や動き、人間の感情表現なんかを、自分でとったもの、YouTubeに落ちていたもの、映画からなどなど、色々な方面からリファレンスを集め自分がアニメートする際にに使います。

で、ただ単にリファレンスというと

ライブアクションリファレンス(live action reference) を指している場合がおおいです。

実写のリファレンスということですね。なのでアニメーターはしょっちゅうカメラを持ち出して自分が担当するシーンを自分で演技したりしてみます。

ただリファレンスに頼りすぎると、モーキャプでもいいみたいになってしまいますし、アニメーターがアニメーションをつける意味みたいなものもなくなってしまいます。

これについて私も昔悩んだことがあり(今でもさじ加減が難しいところですが)当時学生だった私は、何度か会ってお世話になっていたドリームワークスで長年キャラクターアニメーターをしている原島朋幸さんにプロの意見を聞いてみたいと思いメールしたことがありました。

そのやりとりを偶然、昔のメールをあさっていたら見つけたのですが、今読んでも「為になるなあ」と思ったので原島さんに許可をいただいてメールのやり取りを乗せることにしました。

それではこちらが私の質問です。


アニメーターにとってリファレンスは大切だと思いますが。
たとえば、歩いてるショットとか、普通のアクティングのショットとかは、普通にリファレンスを自分で撮るなり、友達と撮るなりできますよね。
でも、やっぱりアニメーションの世界には現実ではありえないこと、または自分じゃできないこと。たとえば、ほうきで空を飛ぶ魔法使いとか(というかそれを今学校でやっているのですが。) 
それこそHow To Train Your Dragonのドラゴンなんていないので、現実世界にいるものを参考にしてリファレンスにしますよね。
それとか現実に存在するけれど、自分自身ではできないもの、特定のスキルがないとできない動き。(バック転とか、自分はやったことのないスポーツとか、サーカスの人たちにしかできないようなこととか。)
そういうのをやるときって、たとえばストーリーにそってプランニングをして、この動きがほしい、この動きがほしいっていうのはわかっててもじぶんでそのリファレンスを取れないので。ユーチューブとかで私は動画を集めたりしたのと自分で撮ったものといろいろなのを参考にして、私はやっています。 
そうすると、やっぱりどうしても自分の頭に頼らないといけない、というか補わなければいけない(たとえば、サーカスの人のジャンプの動きを、友達ととった演技用のリファレンスとあわせてみる。)みたいな事があるんです。
でも、私はまだまだそこまでスキルのあるアニメーターではないので混乱してしまうときがあるんですね。 
原島さんは自分でそういうシーンをアニメートしなければいけないというような時に、どういうふうにアプローチしていますか?
あとリファレンスをどれくらい使いますか?(たとえば、すごく正確に?それとも、ポーズやアクティングのアイデアを得るために?)
今まであってきたアニメーターさんに話を聞いても皆さんスタイルとかアプローチの仕方がぜんぜん違ったりするし。
プロとして働いてる原島さんのショットへのアプローチの仕方とか参考程度でよろしいので教えてもらえたらいいなと思ってメールをしました。


そして、こちらが原島さんからの返答です。


こんにちは。頑張っているようですね。
まず、ショットへのアプローチは人それぞれ違うのは当然ですし、ショットによっても違うと思います。
参考になるか分かりませんが、私のライブアクション・リファレンスに対する考えなどを書いてみます(当然ながら、みゆきさんや他の人にとってこれが正しいかはわかりません)。

ライブアクション・リファレンス(以下L.A.R)は非常にパワフルなツールですが、とても危険なツールでもあると思います。あまり頼りすぎるとAnimationの良さを殺してしまうし、L.A.R.なしではAnimationさえ出来なくなってしまいます。Animation
Mentorの卒業生は非常にL.A.R.に頼る傾向があります(良い意味でも悪い意味でも)。

私もL.A.R.は良く使いますが、その前に大事な事は、演技をしてそこからアニメーションをするのではなく、ショットで何が起こっているのか理解してActingを自分で決めて、必要があればビデオを取ります。Actingするだけでビデオが必要ない場合は取りません。私自身は演技は上手くないのでL.A.R.の中で見るものはウエイトや無意識な仕草などです。ポーズも参考にはしますが、通常はそのままでは使わないです。自分で演技をする場合は出来るだけショットと同じ環境、プロップなどを使います。特にプロップはウエイトの参考になります。
大切なのは、ショットを理解して適切なActing choiceが先でL.A.R.はそれを保管するものというスタンスです。
ドラゴンや実際に自分で演技出来ない場合も、ショットで何が求められていて、ショットのビートなど(ダイアログ等によって決まってくる)を把握した後に使えそうなリファレンスなどを探したりします。
私はMegamindのはじめの方でMetromanが赤ちゃんをジャグリングするショットを5ショット程アニメーションしましたが、当然そんな演技やリファレンスは無いので、ショットで求められている物を理解した上でジャグリングの基本のリファレンスを探し、浮遊しているメトロマンのビートに合わせてブロッキングをしていました。でも、当然、その場でボールをジャグリングするのと飛行しながら赤ちゃんをジャグリングするのとでは当然つじつまが合わない所が出てきます。そこは動きを解析しつつ想像を働かせるしかないですよね。後は見ていて気持ちの良い動きですね。
結局、私もみゆきさんがやっていることと同じ事をしていると思います。必ず想像力を働かせなければいけない所は出てきます。でも、実際の経験やリファレンスをもとにあり得ない動きを想像すれば、ウエイトなどリアルに見せることは出来ると思います。リアルよりリアリスティックが求めているものです。L.A.R.に頼りすぎるとポーズなどが小さくなったり、想像力が乏しくなるので気をつけましょう。
答えになっているか分かりませんが、少しは役に立ちそうかな。
では、頑張ってください

と、とても丁寧な回答で目からうろこという感じでした。

当時読んだ時も為になるなあと思いましたが、今読むと昔はわからなかった部分にもより頷けるような気がします(正直当時はそこまでActingに対する理解が深くなかったので、なんとなーくで理解していました。)

やっぱり、スキルと経験のあるアニメーターの言うことは、いつまでたっても色あせないものですね。Illusion of Lifeを読んでいると思いますが。いつ開いても発見があるというか。とはいえ、こういうのは知識だけで知っていてもダメなんですね、自分でガンガンアニメーションをしてくとその中でこういう言葉が響いてきます。本ばかり読んでてもだめですね「アニメーションは絵と一緒でやればやるほど上手くなります」(というのも、実は昔原島さんに言われた言葉ですが)

というわけでリファレンスのお話でした。